一番好きだった競走馬が天寿を全うされたとのこと。マヤノトップガン。初めて特別に思い入れを持って応援していた馬です。
当時は競馬人気がピークともいっていいくらい(だと思う)で、中でもシーンを盛り上げたのが、サクラローレル、マーベラスサンデー、そしてマヤノトップガンの三つ巴の主役争いでした。みんな逃げもせずに必ず対峙するってのが、色々なドラマを掻き立てるわけです。今はけっこうすぐ海外行ってしまうから、日本の戦線でトップレベルが何度も戦い続ける、というライバル関係はなかなか難しいかもね。
俺は菊花賞で予想当てて、有馬は忘れたけど、その後天皇賞も当てたのは覚えてます。馬券当てたから好きなんかい!と?まあ、それもありますよ。だって、当時は中学だか高校生くらいだし。馬券?親が遊びで買ってくれてたんですよ。当たれば小遣い、負けてもノーダメージ(親父はダメージ)。ま、多くて1000円とかね。当たればもらえる、という。
何が好きだっのか。なんだろうね。天才、田原マジックもあって、逃げて好し、差して好しで、どう動くのかが観てて面白い。というか、そこはトップガンの力を出しきっていた田原騎手が上手かったんだろうね。有馬で勝っての、田原の観客のコールを煽る仕草とか、超カッコいいですよ。
そして伝説のナリタブライアンとの、阪神大賞典での他馬を完全に置き去りにしての別次元の叩き合い。漫画みたいな展開でした。観ていて本当に興奮した。ブライアンはブライアンで、その頃敗けが込んで短距離使ったり、どん底だったんだけど。んでどっちが勝ったか忘れたっていうね(笑)。このレースはまじでレジェンドなので、ぜひ観て欲しいね。
で、個人的にはマヤノトップガンのベストレース、天皇賞。ローレル、サンデー、トップガンについに目を覚ましたか?ブライアンも参戦しての頂上決戦。たしか観客物凄い数だったんじゃないかな?
めちゃめちゃ盛り上がってたから。
たぶんここで、初めてトップガンが逃げなくて。「え?え?」と思っていたら、スルスルと上がって行って、直線では正に鬼脚で、並みいる強豪を全員差してのゴール。タイムは当時意味わからんくらい速い、3分14秒台。世界レコードだったはず。今はたぶん違うのかな? それまでがたしか3分17秒台だった気がするから、「なにこれぇ」と唖然としたものです。その時の雑誌に付いてたポスター、しばらく部屋に貼ってました。
種牡馬としては、まずまずの成績を残したと言っていいのだろうけど、俺はもっと成績残せたと思ってます。繁殖牝馬の数はそれなりにあったんだろうけど、「質」がね。質の良い肌馬は、当時猛威を奮っていた、サンデーサイレンス系に大体取られる。マックイーンもそうだけど、もっといい繁殖牝馬が集められればなあ……と何度思ったか。
マヤノトップガン、ありがとう。
俺は忘れないよ。お疲れさん。
【こっそりと訂正】
ナリタブライアンとのマッチレースはブライアンの勝利。その年の天皇賞はトップガンは5着。勝ったのはローレル。
トップガンが世界レコードで勝ったのは、その翌年の天皇賞でした。記憶とは恐ろしい。簡単に都合の良いように書き換えられる。
失礼しやしたー