松本孝弘の『恋歌』です。
この人の何が凄いって、ギターが感情持ってるように“唄う”こと
ですよ。唄わせる? いや、もはや一体となってるようにしか僕
には見えません(/TДT)/
この曲が入ってる作品『華』を機転として、彼の作風自体もかなり
変わって来ています。“作風”というよりは、ギターの音そのもの
ですね。昔は欧米人の好む、ヘヴィなサウンドが特徴的でしたが、
この作品を作る際には『自分は日本人である』ということを強く
意識したらしいんですね。日本人=東洋人、でこのメロディの完成
というわけです。既に超一流であった彼が、さらに進化してしまった
瞬間です。こんな音をエレキギターで出す人は、いませんって。
エレキギター=ROCK という概念すらぶち壊してしまいました。
元々そういう、時折非常に“優しい音”を出す人だったんで、これも
到達するべくして到達した道なのでしょう。
語弊を恐れずにいえば、彼の大きな“弊害”は“B’z”という
モンスターバンドの存在でしょうか。あくまで『B’zの松本』と
いう見方をどうしてもされてしまいますし、B’zアレルギーの
方はそこで聴くチャンスが無くなるわけです。それは非常に惜しい。
惜しいのですよ。主観を捨てて、“一つの音楽”として彼の作品を
聴いてみていただきたい。B’zは素晴らしいバンドで僕も崇拝し
ていますが、“ROCKゆえリスナーを選ぶ”のは承知してます。
しかし、この音楽は人は選ばないと思うのです。ジブリ作品の
久石譲の音楽を「嫌い」なんていう人はいませんよね? もはや
そういう次元だと確信していますよ、僕は。
そしてこの感性がB’zにも還元されて、B’zの音楽にもさらに
広がりが出来てしまいました。まさに『最先端から加速する』。
あ、「ダサいキャッチコピーやなww」とか言っちゃだめですよ。
デビュー時の彼らのキャッチコピーですから(^▽^;)