BON JOVIの『BORN TO BE MY BABY』です。
BON JOVI……ボン・ジョヴィ……。ロック好きでない方でも、
おそらく名前くらいは耳にしたことはあるのでは?
何を隠そう、僕も昔は「ボン・ジョヴィね。はいはい」と、
誰の名前かも知らずに、なぜかその響きだけは認識していました。
ていうか“名前”じゃなくて“バンド名”だっていう。
あ、…まあ、名前っちゃ名前か(笑)。ボーカルの
『ジョン=ボン・ジョヴィ』から来てますからね。
世界ではわりとそういうバンド多いんですよ。例でいえば
『ヴァン・ヘイレン』……、あと色々(思いつかねーんだろ)。
僕は最初に聴いた洋楽が、このBON JOVIでしてね。なんていうか、
“圧倒”されたのは今でも覚えてますよ。……うまく説明出来ない
んですが、とにかく今まで聴いた音楽とはまるで違う、『スケール
の大きさ』ってのを感じたんですよ。「これが世界か……」と
妙に納得しましたね。ロック漬けへのナビゲート役のような役割
を果たしてくれました(笑)。
世界中で売れまくっているBON JOVIですが、そのヒットの法則と
しては、『サビで合唱出来る』というものがあります。誰でも
歌えるような、難しいメロディってのはないんですよね。まあ、
典型的なアメリカ人を想像してもらえばわかると思いますが(笑)、
あちらの方はこういうの大好きですからね。アメリカでのライブ
風景、見たことありますか? 曲なんて聴いちゃいませんよ(笑)。
みんなで歌いに行ってるんですね。日本ではあまりそういうのは
ないですね。まあ、あるっちゃありますけど! しかし程度では
まるで違うことは、誰が見ても明らかだと思います。ポップな
メロディに、合唱。ヒットするべくしてヒットしてるわけです。
もちろん、それを作りだせる才能、ジョンのハスキーなボーカル、
さらに『実は歌ジョンより上手いんじゃね?』疑惑のギタリスト、
リッチー・サンボラを中心としたバンドメンバーのパワフルな
演奏も間違いなく成功の要因です。
が。
彼らを『大衆ロック』と、どこか皮肉めいた言葉で蔑む輩もいる
んですね。“そんなのロックじゃない!!”という、お決まりの
定型文ですが(笑)。“彼ら”の定義する『ロック』とは違う
ようです。じゃあ『ロックとはなんぞや?』という哲学に発展
してしまうわけですが、ここではそれはやめておきます。
めんどくせえから。
『売れたものの宿命』なんですよ。売れたらそれをおかずに、
文句を言って飯を食う奴らがいるんです。世の中の構図ですね。
彼らのサウンドを聴いてもなお、『ロックじゃない』とか言える
のなら、「あんた一生ライブハウスで暗い歌歌ってろよ!」と
思いますけどね(笑)。ロックって、人に勇気を与えることも
出来るんですよ。BON JOVIのライブで起こる一体感は、おそらく
世界でも有数の瞬間でしょう。ま、誤解を恐れずに言えば、
ロックのライブ……いや、全てのライブなんて宗教みたいなもん
ですからね(笑)。しかし、胡散くせえ宗教とは違うのは、
バンドマンたちは全力でプレイして、それにオーディエンスが
応える、ということでしょうか。パワーのぶつかり合いが
凄まじいエネルギーを生み出すのです。そう、観客もライブでは
主役なんですよ。それを踏まえれば、BON JOVIはファンのことも
考えているな、とも思えますよね。
『大衆ロック』? 大いに結構です。僕はBON JOVIは何を言われ
ようが、素晴らしく、かつ偉大なバンドであることに変わりはない
と思いますからね。
彼らは初期は、ちょっと前にデビューした『エアロスミスのパクリ』
と批判も受けた時期があるんですよ。ふむ、たしかに同じハード
ロック、エアロもキャッチーなサウンドです。しかし、今それを
言う人は皆無です。そう、彼らは活躍し続けることで、自分たちを
世界に認めさせたんですね。これは昔はちょいちょい起こる現象
でして、実は先人のエアロスミスも、『ストーンズのパクリ』と
批判を受けていたんですよ。実に愚か。音楽ファンであるなら、
彼らの生み出す音楽はまるで違うことは絶対にわかるはずなのです
が。どちらも『偉大なバンド』なのは確かですけどね(笑)。
とここまで絶賛しておいて、最後にちょっと文句言っておきましょう
かね(なんで?w)。まず、ジョン(ボーカル)よ。俳優業に触手を
伸ばすのは止めなさい!!(笑) いや、まあ、彼の人生ですからね。
それについてああだこうだ言うのはお角違いってもんですが……。
彼、最近のライブでは、あんまり声出てないんですよ(苦笑)。
特に高音、シャウトの部分がね……。「そこ歌ってよ!!」っていう。
だから「俳優業とかやってるからだろ!」と思わざるをえないのです。
あ、ジョンは相当カッコいいですよ。俺は今も思うのですが、ロック
スター(特に海外)のボーカルって、その辺の俳優よりよっぽど
かっこいいです!!w
今度日本でドーム公演をします。このご時世、外タレがドーム規模で
単独公演出来ることは、もはや快挙ですよ。日本での人気も根強い
BON JOVIです。ただ、ライブは……どうかなあw俺は行くのが怖い
んで、一回拒否しちゃいましたw 綺麗なものは綺麗なままで
取っておきたいんです……。
ま、余計な批判も挟みましたが(笑)、このバンドだけはロック
ファン以外にもお勧めですよ。何しろ、“聴き易い”。音は
ヘヴィなんですが、メロディはポップなので、すんなり耳に入って
くると思います。で、おそらく『この曲嫌い』っていう人は、
あまりいないでしょう。そこがBON JOVIの強みでもあるのかな。
ジョンの声は、人が聴き易い周波数なんだか高さだか知りませんが、
おそらくそういう要素はあると思います。
「僕(私)洋楽聴くよ。ボンジョヴィとか」
と、邦楽しか聴かない人がサラっと言えば、明日から大モテ間違い
なし!!
ってなことは、残念ながらありませんのであしからず。