トレンドになっている

ストレス軽減法のひとつに


オランダ発のniksen(ニクセン)」というものがあるそう。


これは、オランダ語で

「何もしない」を意味する動詞で、

文字通り何もしないことがストレス解消に効果的とのこと。


さらにニクセンは、ひらめきを生み、創造性を高める手法としても注目されています。



「目的なしに何かをすること」

でストレスを軽減する。




息子が

ぼーっとしてしていて、

体調が悪かったり、何かあったのかと聞いてみたら、


「ぼーっとする時間をとってるのー」


との返答に驚いたことがあります。



子どもの方が、自動調整機能が発動していますね。



何もしない。



例えば、

窓の外をぼーっと眺めたり、

ソファに寝そべって音楽を聴いたり、

近所をぶらぶら散歩したり……

次の予定や今抱えている問題をいったん離れて、心を浮遊させる。



これは一人でできるし、余計な労力を伴わないし、日本人にも取り入れやすいかな。



ほんとに?



実際に「何もしない」のは結構難しいですよね?


座禅断食道場に行ったことがあるのですが、空腹よりも、割にただいつもよりゆっくり流れる時間を持て余した記憶があります。

 

窓の外を見ながら何も考えないというのは、それこそ禅の修行にも通じるものがある。



これは、オランダ人にとっても難しいそうで、

オランダでも「ニクセン」というのは、

本来はどちらかというとネガティブな意味があるとのこと。


オランダの文化は、もともと勤勉と貯蓄を重んじ、「何も生み出さない」というような否定的な意味を含んでいたそう。

 

日本もそういうところありますねー。



人によっては、

ニクセンを自分に許すのは、結構努力がいるかもしれません。



苦手に感じる人は、「目的なく何かをする」でもいい



例えば、何も考えずに洗い物をしたり、

単純作業をしたり、編み物をしたり……

その作業に集中することなく、「セミオートマチック」にできること



何も考えずにスマホのゲームをするのもニクセンになるんだそうです。



これだったら、日本のサラリーマンも電車の中でやっていたりしますよね。



個人的には、視神経が休まらないのであんまりお勧めしませんが。



要は、自分に合ったニクセンを見つけて、それを仕事の合間に少しでも取り入れてみる。



何もしないことを

目的なく何かをすることを

意識的にする



ちょっと面白いですよね。



私も子どもといることで、

目的なく何かをすることに

大分親しめるようになりました。

強制ニクセン()



やってみてどうか、

ぜひいろんな感想聞いてみたいです。