第二回を観た
第一回では中谷美紀さん演じる正子の素晴らしさを思ったが
今回は更に伊勢谷友介さんの凄さが際立った![]()
彼を映像で初めて観たのは「CASSHERN」
思っていたより良く出来ていた作品の要因は
彼の演技である
さて。。。
次郎と正子は本当に心の深い部分でいつも絆が繋がっていたのだと感じる
お互いを尊重し合い、信じあう心、思いやる心、愛する心、離れている時も心はひとつ
その中で自分たちで口にするものを拵える生活
現代人の忘れてしまった大切なもの
今の時代にこそ必要なものではないかと。。。
そんなメッセージも伝わってくる
「煙草のシーンは好ましくない」と云う方も居られるようだが
自分はあの煙草のけむりが一つの景色として重要な役割を持つそんな気がする
また。。。
衣装もはいからでステキだ
実際あの時代の洋服つくりの拘り
布地一枚の厚みにも
エキストラの衣装にも拘ったという
音楽も
各シーンに於ける音がしっくり流れ心地良い
機械的な音ではなく、自然な、ヒトが奏でる音だ
このドラマを観ていると
白洲氏の人生と並行している「戦争」というものを考える
今一度この時代に問われているに違いないのだと!!
戦争とはなんだったのか?と。。。
赤紙が来たときの彼の言葉はまさに正論
あの時代
同じ思いを持ちその言葉を理解できる人間がもっといたのであれば
歴史は変わっていたのだろう。。。
徹太郎のピアノのシーンが秀逸
カメラワーク。。。小津の映像を想わせる。。。
第三回は8月放映予定。。。
暫くのお預け。。。
まだまだがあっという間の夏だ!!!
クラシックありジャズあり