〜奈良 西の京にあるアロマ・ハーブ・
フィトセラピー教室とおうちサロン〜
先日受けた日本のハーブセラピスト講座の中で貝原益軒の養生についての指南書である『養生訓』の話がありました。
学生時代に歴史の中で学んだ記憶がありましたが、どんな内容だったかあまり覚えていませんでした。
貝原益軒の書いた『養生訓』は、人生を肯定し、老いを受け入れ、養生に努めて健康で長生きする方法が体験に基づいて書かれています。
いくつか紹介されていた内容を読むとどれも、今の私にはうなづける内容ばかりでした。
特に気になったのが
〜老後は若い時より月日が過ぎるのが早いことは十倍であるから、常に時間をおしみなさい〜
という言葉です。
これも今の自分の年齢だから理解がしやすかったのかも知れませんが、年を経ると年々一年経つ早さに驚かされる事からも身につまされます💦
貝原益軒は人生40年から50年の時代に、なんと84歳で亡くなられているのでとても長命だったと言えます。
その方が自らの体験に基づいて書かれているので、説得力がありますね😊
他にも貝原益軒は日本独自の初めての本草書で、1300種ほどの植物が収載された『大和本草』も書かれました。
日本の歴史上の人物として、自らの足で歩き植物を発見、採取する本草学者の登場に心惹かれました(*^^*)
今から300年ほど前に著された『養生訓』ですが、今の私の心にとても響く言葉がたくさん著されていると感じました💓
ハーブを学ぶ事で出会えた貝原益軒さんの『養生訓』に感謝です❣️
早速本屋さんで現代語訳で紹介されている『養生訓』📕を購入しようと思います😊