火の粉/雫井脩介 | ■晴日の読書手帖■

火の粉/雫井脩介

火の粉 (幻冬舎文庫) 火の粉 (幻冬舎文庫)
雫井脩介

幻冬舎 2004-08
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元裁判官で、現在は大学教授を務める梶間勲の隣家に、かつて無罪判決を下した男・武内真伍が越してきた。愛嬌ある笑顔、気の利いた贈り物、老人介護の手伝い…武内は溢れんばかりの善意で梶間家の人々の心を掴んでいく。手に汗握る犯罪小説の最高傑作。          

                         「BOOK」データベースより]

     

いい意味で気持ち悪~い話だった。好きだわこういうの。武内の異常さって人間が持ってる深層心理みたいなもんだと思うんだよねー。気持ち悪いながらもなんか共感出来る気もするし。俊郎のほうがよっぽど気持ち悪いよ。なにアイツ…。どうにかして謝らせたい気持ちでいっぱいだったけど、最後どうしたんだろ。

       

本★★★★☆