ドッペルゲンガー宮/霧舎巧 | ■晴日の読書手帖■

ドッペルゲンガー宮/霧舎巧

ドッペルゲンガー宮―“あかずの扉”研究会流氷館へ ドッペルゲンガー宮―“あかずの扉”研究会流氷館へ
霧舎巧(きりしゃ たくみ)

講談社 2003-06
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第12回メフィスト賞受賞(1999年)

北澤大学新入生のぼく=二本松翔は、サークル【あかずの扉】研究会に入会した。自称名探偵、特技は解錠などクセ者ぞろいのメンバー6人が、尖塔の屹立する奇怪な洋館を訪れた時、惨劇の幕が開く。
閉鎖状況での連続殺人と驚愕の大トリック!

  

確かにこの作品はすごいけど…複雑過ぎるせいか、読み終えた後にどうもスッキリ感が得られなかった…。登場人物の設定が京極夏彦っぽかったのも少々残念。とはいえキャラクター的には問題なく楽しめるし、まったく予測できない、まさに「驚愕の大トリック!」は、ミステリーファン必見の価値があると思う。
そんな訳で【あかずの扉】研究会シリーズの2作目、『カレイドスコープ島』も読み始めてしまいました。こちらも気になる謎解きが盛りだくさんです♪
   

メモ★★☆☆☆