真宗大谷派(本山・東本願寺、京都市下京区)が所有する同市上京区の寺院跡地に、自宅から離れた病院で入院する子供に付き添う家族のための滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」が令和8年秋に誕生する。


国内では14カ所目。


京都大医学部付属病院と京都府立医大付属病院の患者家族が利用する共同施設となる。東本願寺で記者会見が開かれ、両病院の関係者は「長年の悲願」と歓迎した。



施設は公益財団法人「ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン(DMHC)」(東京)が設置。


小児がんや難病と向き合う子供たちは自宅から離れた専門病院での治療を余儀なくされ、家族は経済的だけでなく、心身ともに大きな負担を抱えるという。



両病院から徒歩で約5~20分の距離に施設は建てられる。宗教法人が解散し荒廃した旧了徳寺から約5300平方メートルの土地を寄付された真宗大谷派と府が活用を模索していた。


同派が府立医大病院の設置者の府公立大学法人に土地の一部を無償貸与し、DMHCと同大学法人が建物を共同所有するスキームで設置する。


地上3階、延べ床面積約1200平方メートル、18室のベッドルームやリビングなどを備えた建物を計画する。




患者や家族を支える「ドナルド・マクドナルド・ハウス 京都」のイメージ図(京都府提供)




府立医大病院の佐和貞治病院長は「家族の負担をサポートすることが可能になり、患者中心の開かれた病院として安全で良質な医療サービスを提供することにつながる」と歓迎。真宗大谷派の木越(きごし)渉宗務総長は「息の長いものとして保ち続けていけるように、みなさまとともに協力したい」と抱負を述べた。




会見にはドナルド・マクドナルド・ハウスの活動を支援する俳優の石田ひかりさんも出席。名古屋市のハウスで、神経芽腫という難病で闘病していた女児と家族の手記を朗読した。





産経新聞 1月18日




ドナルド・マクドナルド・ハウス


 






 


 



私は利用したことはありませんけど😅

マクドナルドのアプリからハッピーセットを頼む場合、プラス10 円のものがあって、その10円がドナルド・マクドナルド・ハウスへ寄付されるんだそうです




そして、利用されるご家族とハウスを支えるボランティアのみなさんには、本当に頭が下がります