1月11日、リプロセルのリリース





ステミネント社のポリグルタミン病治療用組成物に関する日本における特許登録のお知らせ


当社が出資するSteminent Biotherapeutics Inc. (台湾。以下、ステミネント社)の特許「ポリグルタミン病治療用組成物」に関して、2023年12月19日付で日本での特許が下記のとおり登録されましたのでお知らせいたします。


ポリグルタミン病は、脊髄小脳失調症を含む神経変性疾患の総称となります。


発明の名称:  ポリグルタミン病治療用組成物

登録番号:    特許7406251

特許権者:    Steminent Biotherapeutics Inc.

当社は、ステミネント社より、脊髄小脳失調症を対象とした幹細胞細胞医薬品ステムカイマルに関して、日本における開発・商業化に関する独占的ライセンス契約を有しており、上記の特許もライセンス対象となります。

本件による当社業績への影響は軽微ですが、今後、業績に影響を与えることが判明した場合には速やかに公表いたします。




今日も調べていましたけど、分かりません

ステムカイマルは体性幹細胞を用いた再生医療製品です

このリリースには、病治療用組成物

組成物とは2つ以上の成分を合わせた薬剤、合剤のことです

ステムカイマルとは違うと思うのですが、詳細が分かりません

リプロセルは不親切です

最近、本当に大丈夫なのか❓️と疑いの気持ちが大きくなってきています



ポリグルタミン病(CAGトリプレットリピート病)の説明は、以前は一般人にも分かりやすい図解で説明したものが理研にありましたが、今はありません



ポリグルタミン病

原因遺伝子内のグルタミンをコードするCAG配列の繰り返し回数の異常伸長(40回以上、健常人では35回以下)という共通の遺伝子変異を原因とする神経変性疾患の総称。

様々なタイプの家族性脊髄小脳変性症(脊髄小脳失調症1、2、3、6、7、17型、歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症)やハンチントン病、球脊髄性筋萎縮症の9疾患が含まれ、わが国では約1万人のポリグルタミン病の患者さんがいると推定されている。

変異遺伝子から異常伸長したポリグルタミン鎖を持つ変異タンパク質が産生され、この異常伸長ポリグルタミンタンパク質が凝集体を形成して、脳神経細胞内に蓄積し、神経変性を引き起こすと考えられている。

このような異常タンパク質の凝集と蓄積はポリグルタミン病以外の他の神経変性疾患(アルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症など)にも認められることから、神経変性疾患全般に共通する発症機序であると考えられている。



核酸のC(シトシン)・A(アデニン)・G(グアニン)の塩基配列の異常伸長によるものです

CAGは「グルタミン」というアミノ酸の遺伝暗号になっているため、ポリグルタミン病、またはCAGトリプレットリピート病とも言われます