老いればさまざまな面で、肉体的および機能的な劣化が進みます。目が見えにくくなり、耳が遠くなり、もの忘れがひどくなり、人の名前が出てこなくなり、指示代名詞ばかり口にするようになり、動きがノロくなって、鈍くさくなり、力がなくなり、ヨタヨタするようになります。

世の中にはそれを肯定する言説や情報があふれていますが、果たしてそのような絵空事で安心していてよいのでしょうか。

医師として多くの高齢者に接してきた著者が、上手に楽に老いている人、下手に苦しく老いている人を見てきた経験から、初体験の「老い」を失敗しない方法について語ります。

*本記事は、久坂部羊『人はどう老いるのか』(講談社現代新書)を抜粋、編集したものです。




代替療法とインチキ治療

代替療法というのは、いわゆる民間療法のことで、断食を含む食事療法や、がんに効果があるといわれるサプリメント(フコイダン、アガリクスなど)、漢方薬や鍼灸、カイロプラクティックやアーユルヴェーダ、ホメオパシーなどがあります。

いずれもがんそのものには治療効果はありませんが、治るかもしれないという希望(実際は空手形ですが)を持つことで、身体や心のつらさを一時的に軽くする効果はあるかもしれません。

がんになったら、だれしもできるかぎりの治療を望むのは当然です。少しでも効きそうな治療をあれこれ試したくなる気持ちもわかります。
 

その思いにつけこむのが、商売としての代替療法です


がんに効く」「がんが消えた」「ステージ4の患者が生還」「末期がんを克服」などの誘い文句で、インチキ治療を売りつけるのは、ほんとうに卑劣だし、あくどいと思います。



がんになったら「標準治療」を受ける。

これがもっとも安全な選択です。  

標準治療は多くのデータの積み重ねで検証され、医学的にもっとも効果が高いと推奨されるものだからです。



ところが、「標準」という言葉を、スタンダードクラスと誤解して、標準ではいやだ、スーペリアとか、エグゼクティブなどもっとランクの高い治療を受けたいと望む人がいますが、そういう治療は存在しません



そんなものを求める人がいるので、口のうまい代替療法商法があとを絶たないのだと思います


中には医者が堂々と関わっている代替療法もあるので要注意です。

特に油断ならないのが、「免疫細胞療法」といわれるものです(まぎらわしいですが、「免疫療法とは別物です)。


これは患者さんの血液から、免疫に関わる細胞を取り出し、一週間ほどで約千倍ほどに増殖させ、ふたたび体内にもどすというものです。


強力な免疫が働くように思えるかもしれませんが、そもそもがん細胞は前述の通り、免疫の攻撃を免れるための「免疫チェックポイント」を持っているのです。

これを放置したまま、免疫細胞をいくら増やしたところで、がんを攻撃することはできません。
 

ほかにも、がんワクチンなどもありますが、今のところ有効性は証明されていません
(そうかな❓😅がん細胞ワクチンのことを言ってるのかな❓)


これらの療法はすべて自由診療なので、医療保険が使えず、治療費は医者が自由に決められますから、きわめて高額です。


こういうところにすがるのは、だいたい標準治療で治療の余地がなくなった患者さんです。
 

藁にもすがる思いなのでしょうが、偽の希望にだまされて、みすみす少なくないお金を無駄にするのは、誠に痛ましいことです。



さらに連載記事<「上手に楽に老いている人」と「下手に苦しく老いている人」の意外な違い>では、症状が軽いのに老いに苦しむ人と、そうでない人の実例を紹介しています。

*本記事の抜粋元・久坂部羊『人はどう老いるのか』(講談社現代新書)では、医師として多くの高齢者に接してきた著者が、上手に楽に老いている人、下手に苦しく老いている人を見てきた建研から、初体験の「老い」を失敗しない方法について詳しく解説しています。ぜひお買い求めください。



あれ、本の宣伝か❓😅


現代ビジネス 12月26日
 


 

長くなります


難しい問題ですね

私は大学病院ならまだしも、街の開業医レベルの規模での免疫細胞療法やらiPS細胞を使った何とか療法とかは基本的に信じていません

治験やった話しも聞いたこと有りませんし😁

やれるならどこの大学病院でやってるはず😁 


ちなみに神奈川県立がんセンターはじめ、免疫治療はちゃんとした治験もやってます👌



免疫治療は、言いがかり的な訴訟も起きてますけど

こちらを参考に

 




免疫細胞療法ってやってるのはホントに街の開業医さんが多いですよね

なかにはがん細胞最先端科学何とか病院とか、すんごい病院名だったり🤣


ちなみに、先ほどの神奈川県立がんセンターや国立研究開発法人国立がん研究センターは

免疫療法です


 




免疫療法 もっと詳しく
 

 



大学病院は免疫療法です



がんはステージ4で治る人もいます

逆に早期がんでも数年で亡くなる場合もあります

人それぞれです

選ぶ治療も治療費が払えるなら何とか療法を受けてみるのもいいとも思います(他人事😅身内なら受けさせない)


例えば柏厚生総合病院が有名ですけど、肺癌に対する凍結治療もあります
 



この治療も効果はあります

が、誰でも受けられる訳ではくがんの状態、症状によります

保険適用もされていませんから治療費は高額です

でも受ける患者さんはそれなりにいます

私もそんな状態になりお金があれば、この凍結治療は受けてみたいと思っています😉👌 


ようは、インチキ医者、インチキ治療に騙されないことです

じゃないと詐欺治療を受けて

命とお金を奪われて終わりです



代替治療は


よ〜く考えよ〜(調べよお〜)😁 



あ〜忘れましたけど、インチキiPS細胞を使った何かの治療

副反応で、骨肉腫を発症するんですよね

ほんとインチキiPS細胞何とか治療はヤバいですよ