ヴェルディの歴史 | ヴェルディのある幸せ

ヴェルディの歴史

ふと気になってJリーグ開幕以来のヴェルディの歴史を公式ページを参考に振り返ってみました。

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1993 松木安太郎監督就任 

 Jリーグサントリーシリーズ2位(12勝6敗)

 Jリーグニコスシリーズ優勝(16勝2敗)

 Jリーグサントリーチャンピオンシップ優勝

 Jリーグヤマザキナビスコ杯優勝


1994 松木監督続投

 Jリーグサントリーシリーズ4位(14勝8敗)

 Jリーグニコスシリーズ優勝(17勝5敗)

 Jリーグサントリーチャンピオンシップ優勝

 Jリーグヤマザキナビスコ杯優勝


1995 ネルシーニョ監督就任

 Jリーグサントリーシリーズ2位(16勝10敗)

 Jリーグニコスシリーズ優勝(19勝7敗)


1996 5月、レオン(ブラジル)監督就任

 Jリーグ7位(19勝11敗)

 Jリーグヤマザキナビスコ杯準優勝

 天皇杯優勝


1997 加藤久監督就任 6月、エスピノーザ(ブラジル)監督就任 12月、川勝良一監督就任

 Jリーグ1stステージ16位(4勝12敗)

 Jリーグ2ndステージ12位(6勝10敗)


1998 ニカノール監督就任 9月、川勝良一監督就任

 Jリーグ1stステージ6位(10勝7敗)

 Jリーグ2ndステージ17位(3勝14敗)


1999 李国秀総監督就任、松永英機監督就任

 Jリーグ1stステージ2位(11勝3敗1分)

 Jリーグ2ndステージ10位(6勝8敗1分)


2000 張外龍監督就任

 Jリーグ1stステージ9位(7勝7敗1分)

 Jリーグ2ndステージ10位(5勝7敗3分)


2001 松木安太郎監督就任、7月、小見幸隆監督就任

 Jリーグ1stステージ16位(4勝11敗0分)

 Jリーグ2ndステージ 9位(6勝7敗2分)

 * 最終節の東京ダービーでJ2降格圏を脱出


2002 ロリ監督就任

 Jリーグ1stステージ12位(5勝9敗1分)

 Jリーグ2ndステージ 4位(8勝5敗2分)


2003 ロリ監督、6月、アルディレス監督就任

 Jリーグ1stステージ10位(6勝8敗1分)

 Jリーグ2ndステージ 9位(5勝4敗6分)


2004 アルディレス監督続投 

 Jリーグ1stステージ 9位(5勝6敗4分)

 Jリーグ2ndステージ 9位(6勝7敗2分)

 天皇杯優勝
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今まであまり振り返りたくなかったヴェルディの歴史なのですが、今回のタイトル獲得を機に振り返ってみるとクラブの迷走状態が非常に良く分かります。今となっては顔さえ思い出せない監督もいます。

まず2シーズン同じ監督で戦ったのが、1993、1994シーズンだけで、表面上松木監督ですが実質的に指揮をとっていたのは現名古屋監督のネルシーニョコーチでした。ネルシーニョさんとして見ると、1993の後半から1994、1995と2年半の長期政権です。

しかし、それ以降は見るも無残な方向性ゼロの迷走を繰り返し、2シーズンをまるまる同じ監督で戦ったことが一度もありません。2005もアルディレス監督でいくとすれば、ネルシーニョ監督以来の長期政権となります。まあ、ヴェルディとしての長期なだけで、アーセナルのベンゲル監督のような長さではありませんが。


それにしても、あらためて振り返ってみると、これではチームの継続的強化など望めるはずもありませんね。結果がでなければ解任の憂き目に遭うのがプロ監督の常だとしても、もう少しクラブとしての強化の方向性というか計画性がないとチームの成長など無理な話です。

今回の天皇杯優勝を受けて、選手が口々に過去の黄金時代と比べられて悔しかったと語っていますが、これは選手の責任というより、クラブの問題ですよね。