ソファからピョン!

わんちゃんが毎日のようにソファを上り下りしているご家庭も多いですよね。

「関節への負担を減らすために、

ステップを使った方がいい」と聞いたことがある方も多いかと思います。

 

 

 

 

ステップを使った方が良いのは知っているけれど、

「最初は置いていたけど、使ってくれなくて外しました」という飼い主さんはとても多いです。

 

 

 

 

せっかく置いても、ステップを飛び越えて直接ソファに乗ってしまったり、

降りるときはステップを使わずそのままジャンプしてしまったり。。。

「置いても使ってくれないから…」と、いつの間にかステップを使わなくなってしまうこともねー

 

 

 

 

実際、高いところから飛び降りると犬の前足にはどのくらいの力がかかるのか?

 

イギリスで、

健康な成犬15頭に55cm・65cm・75cmの高さから飛び降りてもらった研究があります。

これはソファではなく、車の荷室から犬が飛び降りる場面を想定した研究なのですが、

 

 

 

その結果、

高くなるほど、着地したときに前足にかかる垂直方向の力が大きくなりました。

これは、高いところから一気に「ドン!」

と飛び降りる動きでは、前足に大きな力がかかることがあるんですね。

 

 

 

 

もちろん、この研究だけで「飛び降りると関節を痛める」とまで言えるわけではありません。

 

 

 

 

 

それでも、毎日何度も上り下りするソファなら、

ステップやスロープを使って大きなジャンプを避けることは、身体への大きな衝撃を減らすためにできる工夫のひとつだと思います。

 

 

関節への負担を考えると、「なるべく身体に負担をかけない方がいい」と思いがちだけれどうーん

身体に力がかかることがすべて悪いわけではありません。

 

 

 

 

これは人間で考えてみると、

例えば、年齢を重ねて転ぶことが心配だからといって、

「危ないから、なるべく身体を動かさない」とはしません。

転倒しにくい体でいるために、足の筋力やバランス能力などを保つことも大切だと言われています。

 

 

 

 

 

 

 

 

犬も同じように考えてみると、分かりやすいかもしれません。

大きな衝撃は、環境の工夫で減らす。
そして、日頃からケガをしにくい身体づくりもしておく。

この両方を考えてあげたいところです。

 

 

 

 

 

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​犬の「ケガをしにくい身体」って?

 

身体づくりというと、「筋肉をつけること?」と思うかもしれません。

もちろん筋力も大切ですが、それだけではありません。

 

 

 

筋力・バランス・柔軟性・自分の身体をコントロールする力。

いろいろな身体の機能を使っていくことも大切だとされています。

例えば、

 あしあとちょっと足元が不安定になったときに身体を支える。

 

あしあと方向を変えるときにバランスをとる。

 

あしあと​方向を変えるときにバランスをとる。

 

​あしあと段差をまたぐときに足をきちんと上げる。

 

 

など。。。

 

 

犬は毎日の生活の中でも、いろいろな力を使いながら身体を動かしているんですよね。

犬のコンディショニングについても、その犬に合った運動で身体を使っていくことの大切さが研究されています。

 

 

 

 

 

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​家ではどんなことができるの?

 

筋力を使う

例えば、ゆっくり「おすわり→立つ」

人でいうスクワットに少し似た動きで、特に後ろ足やお尻まわりの筋肉を使います。

勢いで立つのではなく、ゆっくり動くのがポイント。滑らない場所で行います。

 

 

 

 

バランスを使う

​例えば、低いものをゆっくりまたいで歩く

一本ずつ足を上げて、「次はどこに足を置こう?」と身体を調整しながら進みます。

芝生など、安全で少し変化のある地面をゆっくり歩くのも、平らな室内とは違った身体の使い方になります。

 

 

 

 

柔軟性を保つ

人のストレッチのように、犬の足を持ってグーッと伸ばす必要はありません。

愛犬が大好きなものを使って、犬自身にゆっくり身体を動かしてもらいます。

 

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① 身体を左右に曲げる

立った姿勢のまま、好きなものを鼻先に近づけて、そのままゆっくり身体の横へ誘導します。

犬が後ろを振り返るような動きになり、身体もゆっくり横へ曲がります。右側、左側と、愛犬が無理なく動ける範囲で行います。

 

 

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​② 首をゆっくり下方向へ曲げる

立った姿勢のまま、好きなものを鼻先に近づけて、そのままゆっくり下方向へ誘導します。

鼻先を胸の方へ近づけるようなイメージで、愛犬自身に首をゆっくり曲げてもらいます。

無理に深く曲げる必要はありません。自分から動かせる範囲で行うことがポイント!

 

 

 

身体をコントロールする力

足の間を8の字に歩く

足を少し広めに開いて立ち、左右の脚の周りを8の字になるようにゆっくり歩いてもらいます。

ポイントは、急いでクルクル回らずゆっくり歩くこと。

右・左と身体を曲げながら歩くので、身体の向きを変えたり、バランスをとったりする動きになります。

 

 

 

若い犬とシニア犬ではできることも違いますし、同じ年齢でも身体の状態はそれぞれ。

その子に合った動きを、無理のない範囲で取り入れること。

 

 

 

 

特別なトレーニングをたくさんするより、普段あまり使っていない身体の動きを少し取り入れてあげる。そんなところからでも始められます。

(注:関節や神経、背骨などに疾患がある子や治療中の子は、適さない動きもありますので注意が必要です。)

 

 

 

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​「守る」だけではなく「備える」!

 

ソファにはステップを使って、大きなジャンプによる衝撃を減らす。

滑りやすい床にはマットを敷く。

これは、身体への大きな負担を減らすための環境づくり。

 

 

そして、日頃からその子に合った方法で、筋力やバランス、柔軟性などを意識して身体を使う。

これは、これからも動ける身体でいるための身体づくり。

 

 

 

人も犬も、ケガをしないように身体を使わなくするのではなく、大きな負担は避けながら、日頃から身体を使っておく。

 

 

 

 

 

 

 

「環境で守ること」と「ケガをしにくい身体をつくること」。

どちらかひとつではなく、両方を大切にしていきたいです。

いくつになっても、立つ、歩く、またぐ、曲がる。

そんな毎日の当たり前の動きを、できるだけ長く続けられる身体でいてもらえたらと思いますニコ

 

 

 

 

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