こんばんは、Heleneです虹

 

再来週末に予定していたBM Level3+だが、初受講の方の申込みが現在のところないので

明日くらいまでまって、申し込みなかったらキャンセルする。

 

暑い中、ワークショップするのがかったるかったり

息子が今、風邪でダウンしているんだが、私も名古屋から戻って、少し疲労が溜まっているし

自分のことで色々やりたいこともあり

8月一杯は休もうかなと思っていたりもする

 

万が一、初受講の申し込みをした方がいらっしゃったら、私の方で認識してないので

個別にメッセージいただけると嬉しい

 

あと、Level3+を受けた人の個人セッションを受けてない人

連絡いただけたら、上記理由で時間は空いていて、比較的取りやすいので、個別に希望日時をお知らせいただければ。

 

 

タイトルの通り、先日の名古屋でのワークショップで、誘導をしながら私も一緒にエクササイズをやっていたりした。

エクササイズによっては、誘導と誘導の間がかなり空いていて、昼食後など寝てしまいそうになったりするので

自分もエクササイズをして寝ないようにしていたっていうのがあるんだが…。

 

過去生のリトリーバルのエクササイズ。

 

(自分のだけど)誘導に従ってリトリーバルの必要な過去生に行ってみる。

 

過去生の中に入った瞬間に、ジョヴァンニの過去生だってわかる。

馬に乗って軍で移動をしている。

かなり急いでいる。

 

目的地に向かうために急いでいるんだが、途中通過地の領主が通過の許可を出さなかったり

妨害をしてくるものもいる

 

(イタリアは小国に分かれて群雄割拠していたような地域で、15世紀から16世紀はフランスと神聖ローマがイタリアに何度も侵入して戦争をしている。イタリアの支配を巡って、ローマ法王も絡んで、ルネサンスの背景に幾度も戦争が起こっている

それぞれの国が、その時々に応じて、支持する国を変え、その戦争に直接、間接的に関わっている)

 

苛立ってはいるが、それぞれの立場というのがあるのはわかっている

誰もが、自分が生き残ることを優先して行動するのもわかっている

 

多くの貴族が表立っては敵対しないが、少しでも自分に有利な状況を見出して

そこで漁夫の利を得ること、力を得ることを虎視眈々と狙っている

 

有力な貴族同士、みんななんとなくどこかで会っていることもあって顔見知りだったりする

表面上は優雅で、親しげで親切そうな表情を見せるが

皆、腹にいちもつがある

 

人を信じられない世界

情にほだされれば殺される

 

 

普段の自分

剣の手入れや鍛錬をしたり

警備の指揮をとったり

部下から情報収集の報告を受けている

いつでも動けるように、最新の情勢を知るのは大切

 

別の場面

おそらくローマの街

夜の暗い路地を自分と数名の部下と一緒に歩いている

中世の街の、狭くて細い路地が迷路のようになっているところ

ショートカットで、ちょっとした暗がりを通り過ぎようとしたところで

背後から突然襲われた

二人並んで歩けないような細い路地だし、天井が少し低い場所を通過しようとした瞬間だったので

長剣を振るうほどのスペースがない

それを狙って、背後から暗殺者がやるように襲ってきたのだった

 

こういう街の、建物の下が通路になっていて、裏に抜けられるようになっていたり

建物と建物の細いところが直角に曲がってるんだけど、階段とかの横を通り過ぎながら、裏に通じてる的な

そういう作りの町並みがあるのが中世の町並みなのよ

市街戦になったときに、守りやすいしね

 

しかも、それは自分の部下の一人で目をかけていたものだった

何らかの理由で裏切ったのか、誰かから暗殺を依頼されたのか

不意打ちで襲われるようなことは時折あることだったが

身内が裏切るとは思わなかった

 

でも、体が反射的に反応している

(長剣以外に、短い暗殺用に使うような剣のスティレットを常に持っている)

 

なんの迷いもなく、相手を反撃し、剣を突き刺して、致命傷を与えている

倒れた部下を見下ろすが

なんの感慨もない

先を歩いていた他の部下が慌てて駆け寄って、騒いでいるが

その場を歩み去る。

もうどうでもいいことになっている。

 

そもそも最初から人間に対して執着はしないように育ってきた。

そういう信用できる人間がいない世界で生きてきたから。

自分の血のつながりのある人間すらも信用できない世界。

 

 

そういう場面が出てきたんだが……。

別にリトリーバルが必要というわけではなく

ただ、そういう過去生の1シーンが出てきただけ。

 

 

そいや。

4月にレベル3+をやった時、過去生の一つでジョヴァンニが出てきていて。

やっぱり似たようなやつだった。

ノートを振り返って見てみたが

 

私の中のネガティブな部分であり

同時に、パワーのある部分、男性性、行動力や勇気を象徴する過去生で出てきた。

 

 

修道院で育てられている。

ばあやみたいな人に育てられている。

周囲にPrincipe(王子)と呼ばれている。

 

人は立場の違い(身分)で付き合いが変わることをその子供時代に学んだ

(というか、身分制度の世界の中で生きているから、自分が子供でありながら、周囲の大人に命令したり、上の目線で話をすることが当たり前だった)

 

人生の中で重要だった出来事

 

教皇軍の司令官になったこと

戦うことが得意

人を魅了するカリスマがあった

同時に残酷さを持っていた

 

簡単に人を切り捨ててしまうことができる

(能力的にも、権力的にも。人を殺すことが許される立場)

 

人は簡単に死んでしまうが

必要であれば、邪魔な人間は排除してしまえば良い

 

不快な人間は関係を切ればいい

 

 

今、改めて、ノートを見てみたら、そんなことを書いていた。

 

なるほどね。

 

 

今回のワークショップでも、戦士?系の過去生が出てきた人がいたんだが

似たような感じでありながら、苦悩している感じだった。

(生き残るために戦うことが必要な人生で、戦いで苦悩する感じ?)

 

騎士とか、貴族なんて、言葉はきれいだけど

要は、非常時には効率的に人を殺して生き残り、領地を管理するのが仕事の人殺しっていう仕事だと私は思うのよね

地位が上になればなるほど、自分ひとりの話ではなくなって

殺す人間の数も多くなるだろうしね

 

ジョヴァンニも、今では、ラスト侍ならぬ、ラストカヴァリエーレ(最後の騎士)なんて言われて

かっこいいイメージで見られてるけどさ

単に、いかに効率よく(敵を)殺せる人間だったのか、ってことにほかならない。

 

王侯貴族の過去生が、異世界転生ではもてはやされるけれど

なんだかんだいって、そういう人でなしなのだよ、って思うのさ。

 

(つづく)