おはようございます、Heleneです虹

昨日、東京江戸博物館で開かれているエジプト展に行ってきた

娘が子供の頃からエジプトが好きで
大英博物館で、ミイラやミイラの棺をみてから
エジプトのものが好きらしい

娘とは微妙に好きな時代が被らないし、好みが違う
私は世界史を習った辺りから、ギリシャやローマの方が好きだった。

子供の頃から、なぜか惹かれるものって
何かあるんだろうと思う


で。
ネットでチケットを買っていたので
窓口でチケットを買うために並ばなくてよかったが
それでも入場に30分待ち。

新型コロナで、入場制限がある

エジプト展は創世神話、エジプトの神話の世界がテーマで
エジプトの宗教の世界が何となくわかるような構成

写真撮影可だったので、私的に気になったものを撮ってきた

写真をみた瞬間、エジプトだが、ローマの影響下のものだろうな、と思っていたが、実際そうだった

入り口入ってすぐのアヌビス

セクメトの像。この手の像はヨーロッパ中にあるが、それを思い出していた

この間、これくらいの大きさのをみたのはヴァチカンだった。

ヨーロッパ、どれだけエジプトからとっていったんだろうとか。


しかし
エジプトの神とか、好きな人けっこう多いように思うが

私のなかでは、すごく地面に近いような、重い圧のあるイメージがある

エジプトのエレメントは土と火が強いせいだろう

ギリシャやローマは天とか風とか水のエネルギーかな。

そして、ブラックマジックのエネルギーが強いような
重苦しさがある

サムハラ神社で感じる人の信念のエネルギーともにている

この器のなかに、ビールと穀物と花とかをいれて神に捧げるとあったんだが

器のなかにすべてを一緒に入れるのか
個別に入れるのか(つまり、ビールをカップに入れ、穀物を皿に入れ…とか、混ざらないようにする)

悩んだ私。

神様的には、一緒に入れられたら困らないかな?
というか、食べるものと飲むもの、混ざったら気持ち悪いやん。



ピラミッドの上にのせるもの、もしくはその形をした宗教的なものらしい

このスカラベ、エジプト人には申し訳ないが、きしょい。

ホラー的要素のあるゲームのモンスターに出てきそうだ。

私、人形が苦手なんだが
その人形(髪の毛をつける前の西洋人形や日本人形的な)の腹が妊娠したみたいに大きくて
それが昆虫って、ホラーやん

悪夢に出そうだ。


そもそも、妊娠中のお腹を、世間の人は美しいという

だけれど、私は自分の妊娠中の腹を鏡でみて
客観的にバランスの悪いホラーな姿だと思っていた


お腹に子供がいて、おめでたいとか
子供はかわいいだろう

とかいうことと
それを格納している腹部が美しいか美しくないかは別のものであって

かような不便さや、美しくない腹部を許し、慈しむ母性のすごさ、なのではないかと思ったりする

私にはそういう母性はなかったが。
すべての母が、最初から母親であるわけではない。

それを、美しいものとしようとするのは
汚いものや悪い考え方の存在そのものを消し去ろうとしているように思える

だけれど、二元の世界を越えてゆくには
悪を消し去るのではなく
悪の存在を受け入れることや
悪のなかに、善を見いだす
ことも必要なのだと思う

私は子供を子供だからといって、無条件にかわいいとは思えない

子供は皆かわいい
そんな世間的な価値観を持たない人間だ

美しいものしか見出だすことを許さない世界は
私みたいな、変な人間には肩身が狭い

どちらにも信念がある

妊娠した姿を美しいと見いだすのも信念
妊娠した姿をバランスのとれない美しくない姿と認識するのも、バランスがとれているものが美しいと感じる私の信念

それだけの違いなんだ

と、これをながめながら思う。


だけど、人が生まれること、死ぬこと
それは、多分、美しくもあり、おぞましくもあることなんじゃないかとも思う

表裏一体。

この像はそういう、原初、根源、宇宙的なものを象徴しているのではないか

何て思う。


偽門と供物を捧げる盤

あの世とこの世を分ける門の象徴ということだが
錬金術的な意味で考えると、面白いよね

7層の門があるが
イニシエーションのために、死に接近する象徴でもある
ここから来ているんだろうが

エジプトが由来といわれている、ヘルメス学的に、7つの借りを返さなくては
その先には進めない

エジプトのカルナック神殿内に偽門があって
某スピリチュアルリーダーのエジプトツアーに参加したときは
そこが特別な場所で
そこでイニシエーションということで瞑想をしたのだけれど

実は、偽門はそれ以外の場所にもたくさんある
墓とか神殿とか祭壇とか様々だが
単に、今もそこに残っているか
持ち去られて博物館にあるかの違いかもしれない

どれだけエジプトにものがあり
それが持ち去られたのかということにもなる


この偽門は、錬金術的な意味で知られているから
エジプトのツアーでは

ヘルメス学的な説明は一切なく、そこでイニシエーションと称する普通な瞑想をしただけであった。

多分、スピリチュアルなエジプトツアーの多くはそんな感じなんじゃないかと思う

エジプトツアーに限らず、意図がはっきりしない感覚的な誘導瞑想をやってる人は多いし
それが悪いわけでもない

それで体験ができている人もいるわけだし
(できてない人もいるが)
その体験が、意図していたものか
そうではなく、別のタイプの体験であったとしても

体験をした人にとって意味があるなら
結果オーライだと思うが

私個人は、その誘導瞑想でなにを得られるのか
なにをしたいのか
どこに連れて行くのか
をちゃんと説明できて
それに向かって誘導される形の方がスマートで信頼感がある


偽門の誘導瞑想では、そのスピリチュアルリーダーの力で、なにかと繋げるとか、イニシエーションを授けるみたいな流れであったが

私にはさっぱりだった。
(比べるのはよくないが、つうりさんのイニシエーションの誘導瞑想は非常に明確で、パワフルだった

エジプトまで行かなかったが
しかも、ネットで受けたが
エジプトまで行かなくても、私には、遥かにイニシエーションの本質に行ける誘導だった

二つの錬金術を公言する誘導瞑想を受けたが


イニシエーションというのは、物質的な世界に生きている今の自分だけが本当の自分ではなく
非物質世界の自分こそが自分であり
それはより大いなるこの世界のひとつの現れにすぎない
それを知るための儀式だったりする

だから、非常に個人的な目覚めの体験で
自分自身で気付きに至らなくてはいけないし
誰かのサポートを受けることはできても
誰かの力で引き上げられるような形でそれが起こるというのはあり得ない

サポートをする側がどれだけそれを理解していて
準備ができているか
それをするための引き出しがあるかで結果は変わる

そんな風に思う

コロナ前に、つうりさんがエジプトツアーをしたみたいだけれど
次にスピリチュアルなエジプトツアーに行くなら
つうりさんのツアーに行こうと思っているくらいだ

誰かのサポートを受けることはできても
その方法を知り、熟知し、そこに導くやり方を知っている人でなくては
思うような成果は得られないのはよくわかったから

スタッフちゃんとしてるしね。


エジプトにはいっても行かなくてもどうでもいいんだが

アスワンの遺跡には行けてないし
なにより、コプトの教会を見に行きたかったのに行けなかったので、後味が非常に悪いのだ

(世界ユネスコ遺産のコプトの教会にゆこうとしていたのは
外国人スピリチュアルリーダーのエジプトツアーの開始前だったが
それが起こったあの日はその後を象徴して最悪だった

定刻通りについた飛行機に

ツアーのオプションで頼んだ送迎は一時間遅れ
【後に歴代ツアー参加者数名に聞いたが常習らしい】

早朝到着で、長時間の移動で疲れているだろうからと、すぐにホテルの部屋に入れるよう前泊分も支払い、頼んでいたその部屋が予約されていなかった

のに、部屋代の返金をされなかったし、とれていなかったことに対して謝罪もされなかった

あくまでも、部屋をとったと主張されたが、ホテルの手違いでも、主催者の手違いでも、金をとっている以上責任者が手配の責任をもつのが筋だし、受けてないサービスに対しては返金するのが常識だろう

取れないなら、自分でホテル取って、送迎も自分で手配したけど
その方が確実で、安かったろう

スピリチュアルツアー開始前の空き時間に参加しようと、個人で前払いで手配していた、日本人向けの運転手と日本語ガイドつきツアー。
それを、当日に、キャンセルするよう
高圧的に『自分のツアーに参加したいならば、そのツアーにいっては行けない、もし行けば、自分のツアーに参加させない』と、脅迫して、当日、開始直前にキャンセルさせた。

少なくとも、ツアー中には主催者の指示に従うこととは、申し込み時にはあったが
その前後の行動もコントロールして当たり前と思っている

ツアー参加前の自由行動が不可ならば、最初からそう書けばよいが
前後泊をどれだけでも自由にすることは許している

現地についてから、マイルールをいきなり出されても…。

危ないからというが
その人のツアーの開始前でまだ参加してないし、それでテロにあったことをその人のせいにするつもりもないし
そもそも、エジプトなんて国に行くにあたって、きちんと手厚い旅行保険をかけているし
事故があった場合、それは私の手配した半日のツアー会社の責任になる

しかし、別の参加者には、帰国前に自分の知り合いのガイドつきぼったくり料金のツアーを紹介しているから
ファミリー的な構造のぼったくりシステムの網から外れて、他所に金を落とすことが許せないのではないかと勘ぐりたくもなる

まともな相場料金で、ネット上に日本人の評価も高く、日本人相手に地道に仕事をしているライセンスのある会社はなにをするかわからないが

ライセンスがあるかないかわからない、主催者の知り合いの相場料金をかなり上回るガイドは危なくないと言える根拠を知りたいものだし

危険を振りかざすが、スピリチュアルに生きる人間がなにをそんなに恐れるのかわからないというのが私の正直なところだ

しかも、部屋はとれていないので、私は8時間ちかく、長いフライトのあと、ロビーあたりで時間を潰さなくてはいけなかった

まったく、互いに知り合う前からこれだから、クライアントに優しくは全くない

エジプトに詳しいとか、華々しい宣伝言葉に惹かれたが

すべてにおいて、いい加減なカオスの国を旅するのには
日本人の主催者の方が遥かにまともだったのではないかと後悔している

というか、エジプトはちゃんとライセンスがある会社と組んでるツアーにいった方が安心だよね)


怒りというのは、自分の正当性が損なわれたとき
それを償わせようとして起こってくる感情だといわれているが

まあ、それなんだろうな。

エジプトツアー後のスキャンダル的な一件に関しては、既になんとも思ってないが

私は善人ではない
ただの普通な人だ

エジプトのスピリチュアルツアーに関しては
本当に他にもいいツアーがあるので

エジプトにスピリチュアルで行きたい人に参考となるよう

オーガナイズの面でもあの人のツアーはアカンというのを書いている

そのスピリチュアルリーダーにほれ込んでいるというなら何も言わないが
行って後悔することがないよう、参考にして選ぶといいんじゃないかと


そして

ローマ市内にも偽門があるらしく
こちらは、ガチで、錬金術的な意図で作られたらしい

今度イタリアに行けたら見に行きたいが
面白いよね


供物を捧げる盤

4つの窪みがあってそこに入れる形式


会場をみて回って
マスクで蒸れて、暑いし
喉が乾いたので、近くの喫茶店によって
お茶をしたが

そのちかくに東京横綱町公園があって

喫茶店の近くのたい焼きやさんがきになり
たい焼きを買って公園で食べることにした

公園に桜の木があって
桜吹雪がきれいだった



東京都慰霊堂にお参りして
博物館も見学してきたが

関東大震災に関しては、こんな風に被害がひどかったとは
具体的にはしらなかったので
ちょっと衝撃であった



実は最近、このあたりの話をテレビでみたばかりだったので
もしかすると、リトリーバルなのかな、と。

今日、明日に何かあるのか確認する予定