こんにちは、Heleneです
少し前の話、12月24日クリスマスイブですが。
朝から、ビザンチン&クリスチャン博物館に出かけました。
25~26日、キリスト教世界ではすべてが止まります。
日本では、クリスマスイブが一番もてはやされますけどね。
ヨーロッパは、25日が本番。
26日はその翌日、みんな遅くまで寝ていたりします。
博物館とかも休みになるので、24日のうちに行きたいところに行かないといけません。
ビザンチン&クリスチャン博物館ですが。
日本では縁がない、ギリシャ正教の流れや美術を知るのに、年代順に、非常にわかりやすく展示がされており、私的には面白かったです。
当然のことですが、キリスト教の生まれた頃は、ギリシャの神々など、様々な神々が存在したわけです。
最初は、オルフェウスのイメージをキリストのイメージと重ねたとか。
さらに、エジプトのコプトの展示もありました。
コプトの織物とか
すごい細かいです
こちらはですね、それよりも少し年代が進んでフランクの影響を受けた頃。
確かにロマネスクとかとも通じるものがある
十字軍の頃の鎖鎧の展示まで
個人的にこういうの好き(笑)
モザイクで作っているイコン
イコンは基本的に、聖人ごとに非常に細かく描かれ方が決まっているのです。
本来のキリスト教って、偶像崇拝禁止だったはずではないですか。
それを布教のために絵とか像を使うにはどうするかというので。
各聖人の絵を通じて、その聖人に対して祈るのだという形式をとったわけですよね。
なので、自由な表現が制限されてしまったわけです
この辺は、ミストラのイコンだった気がする。
ビザンチンのルネサンス、最も芸術が花開いた時期という表現。
確かに、それ以前の表現は、正直、ギリシャやローマから退化してしまったような感じすらするわけなのですが。
ここで、もう一度、息吹を取り戻したような。
やがて、地中海を支配した、Serenissima、ヴェネツィアの影響も表現に影響してきます。
当初、クレタ島で発達したものが、クレタ島がオスマンに陥落してから、イオニア海の島のほうへ職人が移ってゆきます。
クレタ島のイコンには、ヴェネツィアの画家の影響が顕著に見られます。
特にこの絵。
ヴェネツィアのベッリーニを思い出させる絵です。
面白いね~
海でみんなつながっているんだよ(#^^#)
こういうのを見ながら、知的な好奇心が満たされて、私は幸せなんだ。
イコンはイコンとして私は好きなのだけれど。
表現が単調でもあるので、好き嫌いはわかれそう。
博物館のある建物と庭が素敵です
ここ、かなり展示数が多く、見ごたえがあります。
この後、近くのベナキ博物館に移動します。
【25日の追記】
この告知の仕方、まったく受け取ってもらおうというつもりがない姿勢が見えてる感じです(笑)
じみーに書いて、記事を読んでる人しか気がつかなくていいと思ってたりして。
日頃の感謝です。
アテネのアクロポリスの周囲を回りながら、ゲリラ的に無料遠隔ヒーリングの設定をしています。
今回は2か所ほどに分かれてヒーリングの設定をしています。
25日のクリスマスに設定しましたが、あまりクリスマス関係ないです(笑)
むしろ、どちらかというと、 Sol Invictusかも←ローマの太陽神で、ミトラスと同じに見られていた。キリスト教のクリスマスはもともと、この神の祭りの日をそのままパクったから(笑)
キリスト教オリジナルのことなんて、ほとんどないのよ。みんな、キリスト教に箔をつけ、拡大するために他のより力を持っていた宗教の何かをパクった結果なのよ
設定をしながら、ちょっとおもしろいヴィジョンもあったのですが、同じものを感じる方がいらっしゃるかな…。
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