隠しイベント | Liberty Sword

隠しイベント

2月3日の話。

中学校の同窓会以外に、もうひとつ、隠しイベントがありました。
家に帰るまで全く聞かされていなかったイベント。


そう、書類にハンコを押すイベントです。


母親には家に帰った直後に家族全員で相手先に行かなければならないことを告げられましたが、こんな状況を招いた父親からは当日まで本人の口からまったく聞かされず。
何の説明もないまま、

 「ハンコ持ってきているか?」

はぁ?持ってきているわけがないじゃない。
そんな話聞かされたの、家に帰ってきてから母親から聞かされたんだよ?

そもそも、もう二度とあんたためにハンコを押す気は毛頭ない。


僕と妹が相手先に行かないと話がまとまらないというので、本当に心の底から行きたくなかったけれど、仕方なく行くことにしました。

相手先に向かう車の中。
十数年ぶりに家族で車に乗るという、本来なら一家団欒の状況で、向かう先は父親が金を借りている相手先。
もう情けなくて、なんでこんなことになってるんだと、ちょろっと涙がこぼれました。


相手先につき、いろいろと話を聞かされました。

父よ。
相手から聞かされている話を、なぜ当事者であるあなたから私に説明をしないのですか?
約束の期日までに支払いできなかった場合に、僕と妹を保証人にするとの念書をなぜ勝手に書いたのですか?
なぜ今まで母があなたのせいで、相手方に悪くいわれなくてはならないのですか?
なぜ妹が涙を流しているかわかっていますか?

僕が弁護士つけて債務整理は任せてしまえと言ってきましたが、父は口ばかりで全くしてきませんでした。
今回、相手の話を聞いてわかりました。
そりゃ~あんた、弁護士つける気は起きないわ。こっちが不利だもの。

本来、家族兄弟であろうとも保証人になる義務はないわけですが、明らかにこちらが不利な条件の上、一度断ったら土下座されました。
ドラマで見るような、あの土下座。
目の前で本気でやられてみなさい。
しかも本来は父親がそうすべき立場なのに、相手が「誰を信じればいいんだ!保証人になってくれ!」と土下座している。
これはたまったものじゃない。
「顔を上げてください」というのも、こちらが偉そうな気がしてとても発することができない。
ただただ呆けることしかできませんでした。


保証人になるのは絶対に断る決意で行ったのですが、妹は既に保証人になっている状態だし今更僕が断ったところで何も変わらないでしょう。
最終的には僕と母、妹の連署で保証人になることになりました。
念書も書かされました。


帰るとき、父親が真っ先にそそくさと入り口に向かう姿を見て思いました・・・
あなたは一体自分がどんなことをしているのかをまったく理解していない、と。