アフリカのために
ピンポ~ン
土曜日の朝の8時前、誰かがインターフォンを鳴らします。
(/ω-) 「誰?」
寝ぼけ眼でドアを開けます。
(´∇`) 「アフリカのために、寄付をお願いしまーす!」
ドアを開けたら目の前に、はつらつとしたおねえちゃんがいました。
(-ω-) 「はぁ」
残念ながら僕の心は水溜りより狭いです。むしろ僕に寄付しろと思ってしまいます。
(´∇`) 「今度、私もアフリカに行くことになって・・・」
(-ω-) 「はぁ」
たしか、証明書を見せられながら、何かいろいろ説明されたような気がしますが、
起きたばっかりだったのでよく覚えてません。
(´∇`) 「彼もアフリカで先生やっているんですよ」
(・∀・) 「コンニチハ!ガンバリマス!」
(-ω-) 「はぁ」
横から出てきた、おそらくアフリカの方と握手をします。
(´∇`) 「それでですね、アフリカで作られたこのコーヒー豆を買っていただくことで、アフリカの子供の生活、1年間分助かるんですよ!」
(-ω-) 「はぁ」
(´∇`) 「全部で12,000円です!」
(゚ω゚) 「はぁ!?」
(・∀・) 「オネガイシマース!」
一気に目が覚めます。
12,000円?
聞き間違いかと思ってしまいました。
(´∇`) 「半分だと6,000円になります。けど、ぜひ全部買ってアフリカの子供たちを助けましょう!」
(・∀・) 「オネガイシマース!」
(゚ω゚) 「あの~・・・」
残念ながら聞き間違いではなかったようです。
どうやらコーヒー豆1パック1,000円×12個の計算のようです。
しかし6,000円ですら僕にとっては正直厳しいと感じてしまったのがホンネです。
しかし追い返すのも申し訳ない・・・
(゚ω゚) 「あの~申し訳ないんですけど、6,000円は厳しいので、せめてその半分になりませんか?」
(´∇`) 「はい!3パックになりまして、これで3か月分の生活が助かります!」
(・∀・) 「アリガトゴザイマース!」
彼女のバックからあっさり3パックがビニール詰めされたものが出てきます。
「しまった・・・」そう思ってしまいました。
最初に6パックがビニール詰めにされたものを見せられて説明されていたため、
それしかないと思い込みつつ、申し訳ない気持ちで半額を申し出てみたのですが・・・
意識的か無意識的かはわかりませんが、こうこられると「引っかかってしまった」という気分になってしまいます。
いまさら「1パックだけでもいいですか?」とも言い出せず、3,000円を払ってしまいました。
最後にまたアフリカの方と握手をして、彼女らは帰っていきました。
寄付していいことをしたというよりは、引っ掛けられたと気分ですっきりしません。
なまじ、手元に品物がある分、そう思ってしまいました。
僕ってつくづく小さい人間だなぁと感じてしまった朝でした。