こんばんは
へくさみです

ものすごく眠い中、ブログを書いています


今日もメンタルちゃんの細かい指令があり、こなしてきました

この三連休は特に予定はなかったのですが、実家のある街の隣の市で二つ目のワンコイン落語会があることをなぜかメンタルちゃんが調べ上げ、行ってこいとの指令が…(笑)

ほとんどWebでの情報なんてなかったのに、本当にしつこく調べるんですよ


で、送られてきた場所が8キロ近く離れた曹洞宗のお寺。一応地元民ですが、聞いたことないお寺でした
で、その場所は、電車では行けず、車は家族が仕事で使うので無理、バスは土日走ってない可能性があり…

結局チャリでその会場まで行きましたよ、朝の11時に

この陽気ですから、着いたときには汗だく
それなりにアップダウンがある道をいきなり8キロ自転車を漕ぐというのはかなりの重労働でした

しかし、重労働はまだまだ続きます
お寺の本堂に御本尊を背にする形で高座があり、高座を中心にコの字型の椅子席で、正面の2列だけ座蒲団席という配置
脚はパンパンで、腰も痛いので、迷わず正面の椅子席を選んだのですが、開演時間になっても前の座蒲団席だけは空いている状態

ここで出てきたのが副住職
前が空いているのは淋しいのでみんなに前に来いと強要。はい、ほぼ強要でした(笑)

そして、結果その場にいた中では一番若かった私は半ば指名される形で高座の真ん前に引きずり出されます

仕方ない、腰がいたくなるけどあぐらで頑張るかと思っていたら、座る前に追い討ちの一言
『正座が大変だと思うので正座椅子を準備してありますから』


ふざけんな
正座指定かよ!(笑)

正座椅子は確かに多少正座の苦痛を和らげてくれますが、75分もの時間を乗りきれるような代物では本来ありませんよ!

もう拷問ですよ、これは

高座の真ん前の座蒲団で途中で正座椅子を取っ払って脚を伸ばすわけにもいかず、ひたすら脚の痛みと闘います

演者の方に申し訳ないですが、リラックスして落語を聞いて笑うとか、無理!(笑)

大好きな落語を後半は『早く終われ』と無礼なこと考えながら聞くことに相成りました


さて、ずいぶん前置きが長くなりましたが、ワンコイン落語会
今日の演者は三遊亭橘也さん
我々が大好きな三遊亭萬橘師匠の弟弟子で、さらに大好きな柳家喬太郎師匠も『円楽党の頭のおかしなやつ』と評していたので楽しみにしていました

やった二席は
『茄子娘』
『禁酒番屋』
でした

どちらも滑稽噺で楽しく聞けましたし、二つ目とは思えない堂々とした演技と萬橘師匠の弟弟子とは思えない滑舌の良さ(笑)

なかなかよかったはずなんですが…
上記の通りのコンディションの悪さ、お寺での落語、お客さんのほとんどがお年寄りということで、そこまで弾けた橘也さんを堪能できたわけではないと思います

来年には真打ち昇進とのことですし、地元出身の噺家ですから、これからちょくちょく聞いてみたいと思いました



本当はまだ指令が続くのですが、あまりに長くなってしまったので、別の回にしたいと思います


あー、本当にあのドエス坊主め!(笑)
ハードルをいろいろと上げてくれたおかげでヘトヘトです


では、また次回!