こんにちは へくさみです


どうも土日はメンタルちゃんとペットの相手に追われてしまいじっくりとブログに取り組むのが難しく、更新が滞りがちになってしまいますね


さて、その土曜日
行ってきました、三遊亭萬橘師匠の落語会「四季の萬会」



メンタルちゃんの体調が振るわずどうかと思いましたが、聞きに行けてよかったです


メンタルちゃんの落語家ランキングはこんな感じです
孤高のトップ 柳家喬太郎師匠
二番手ゾーン 古今亭志ん輔師匠 三遊亭萬橘師匠 
三番手ゾーン 一之輔師匠、白酒師匠、三三師匠、兼好師匠


他にも好きな落語家や聞くとしびれる大御所もいますが、メンタルちゃんの主力だけ並べるとこんな感じです



いわずとしれた喬太郎師匠はメンタルちゃんが初めて目にした落語家で、以来ずっとトップを独走中です
落語も最高なんですが、体型も含めた年齢や見た目もドタイプで、直接声もかけられないくらい惚れ込んでいます(笑)


それから二番手の志ん輔師匠も同じような感じで直接声をかけたりはできないあこがれの師匠なんですが、この萬橘師匠だけはお友達感覚で気さくに話せる師匠ということで、メンタルちゃんはまったく緊張せず話しかけたりファンレターを書いたりしています(笑)


そんなメンタルちゃんが大好きな萬橘師匠と、正当派の柳家の人気者三三師匠の会とあっては、体調が悪くても行くしかありません。ちなみに、この萬橘師匠、腕ももちろん確かです。三三師匠と並んでもまったく引けは取りません。寄席には出演しないのですが、機会があったらぜひ聞いてみてください


当日の演目は写真の通りですが、いつもは四席のところ、今回は三遊亭楽しい(らっしー)改め楽八さんが二つ目昇進ということでご祝儀代わりの一席ということで、オマケがついたお得な会でした
まん坊 「十徳」
楽八 「宮戸川」
萬橘 「長屋の花見」
三三 「粗忽の釘」
萬橘 「妾馬」


まず、まん坊さんは萬橘師匠の弟子と言われて頷くくらいよく雰囲気が似ています。まだまだこれからの前座ですが、すごく声も大きく頑張っていました


楽八さんは二つ目昇進と言うことでしょう。前座では絶対にやれない難しいネタ「宮戸川」に挑戦していました。三三師匠に出囃子の太鼓を叩いてもらったりでかなり緊張しいしいの高座でしたが、明らかに前座の頃より押し出しの良い芸になっており、今後が楽しみです


そして待ってましたの萬橘師匠
ネタは「長屋の花見」でこの時期にぴったりのお話
貧乏長屋の連中が薄い番茶とたくあんと大根で無理矢理盛り上がろうという話です。くだらなくてものすごく面白い話です
この時期しか聞けないネタだったのでよかったです


ゲストの三三師匠は「粗忽の釘」
三三師匠の何が凄いって、この噺を三三師匠で聞くのは三回目なのですが、毎回数段面白くなってることです
老成して見える三三師匠がまだ完成していないという事実(笑)。凄いことですよ、ホント


そして仲入り後のトリが大ネタの「妾馬(めかうま)」
現代の感覚からするとこのタイトルでちょっとどうかと思う人がいるかもしれませんが、いい噺なんですよ
なかなか世継ぎが生まれないお殿様が鶴という名の町人の娘を女中奉公(妾)もらうところから話が始まるんですが、ほどなく懐妊して「お鶴の方さま」と大出世。お鶴がお殿様にねだって兄の八五郎を屋敷に呼び、ふてくされながら屋敷に来る八五郎。着慣れない紋付き袴と旨い酒でたちまちべろんべろんになってしまった八五郎。しかし、酔っ払いながら母親の事や妹を心配する自分の気持ちを都々逸など歌いながら明けるところが見せ場です
これだけ書いてもわからないかもしれませんが、フォークソングで有名なかぐや姫の「妹」を聞いてジーンと来る方にはぴったりの噺です
最後にちょっとうるっときます




と、ずいぶん長く書いてしまいましたが、それだけ楽しめた会ということでご理解ください




この後はまたDVDブログを書きます。実は、ついに、ついに、駄作に当たってしまいました(笑)


では、また次回!