第三者から見た、今後の対応
今回の相談では、
今後どのように動くべきかについても聞いてみました。
紛議調停を進めている状況や、
これまでの経緯を踏まえて、
率直な意見を知りたかったからです。
その中で出てきたのが、
「懲戒申請」という選択肢でした。
弁護士の方によると、
懲戒を嫌がる弁護士は多いとのこと。
理由としては、
評価や信用に影響する可能性があるため
だそうです。
今回のケースについても、
状況によっては一つの手段として
検討する余地があるとの説明を受けました。
また、
懲戒申請を行うことで、相手側の対応が変わる可能性もある
という話もありました。
ただし、
すべてが期待通りに進むとは限らず、
状況や内容によって結果は変わる
という点もあわせて説明を受けました。
そしてここで、
以前から少し引っかかっていたことについても話題になりました。
弁護士会での面談時に言われた、
「紛議調停では解決しない可能性もある」
という言葉です。
当時は、
その意味を完全には理解できていませんでした。
ただ――
その説明のあとに、
少し“間”があったことが、
どこか印象に残っていました。
今回、別の弁護士の話を聞く中で、
その“間”の意味についても、
一つの見方ができた気がしました。
弁護士会は、
あくまで中立の立場にあります。
そのため、
特定の対応を直接的に勧めることは難しい立場
にあるとのことでした。
例えば、
「懲戒申請をした方がよい」
といった踏み込んだ助言は、
立場上、明言しづらい可能性があるそうです。
そう考えると、
あの時の言葉と“間”は、
何かを示唆していた可能性もあるのではないか
と感じました。
もちろん、これはあくまで
自分なりの解釈ではあります。
ただ、
当時感じていた違和感が、
少しだけ言葉として整理できた気がしました。
また、懲戒申請についても、
認識していた内容と違う点がありました。
私は当初、
依頼人本人でなければできないものだと思っていましたが、
実際には、
申請自体は誰でも行うことが可能
とのことでした。
ただし、
依頼人本人による申請の方が、重みを持つ場合もある
という説明もあり、
このあたりも状況によって変わるようです。
さらに、
弁護士会ごとに基準や運用に違いがある可能性もある
とのことで、
一律に判断できるものではないとも感じました。
今回の相談を通して、
改めて感じたことがあります。
それは、
法律の世界は、想像以上に「立場」と「言葉」が重要になる
ということです。
一つの発言にも、
その背景や制約がある。
そういった前提を理解することで、
見え方が変わる場面もあるのだと実感しました。
そして何より、
自分の中で“点だった情報が、少しずつ線になってきた”
そんな感覚があります。
最初は分からないことだらけでしたが、
少しずつ理解できることが増えてきました。
弁護士事務所を出た帰り道。
ほんの少しだけ、
視界がクリアになったような気がしました。
そして頭の中では――
「テレッテー♪」
どこかで、
レベルアップの音が鳴っていた気がします。