池袋のサンシャインシティ3Fのレストラン街で、「もやし+パクチー」及び、生春巻と鶏肉のフォー、

おまけのグリーンカレーとマイルドカレーを食べて、舌鼓をうって、幸せな気分に浸った後、

同ビルで開催の「新農業人フェア」に行ってきました。


今回は、気合を入れて4つのブースに訪問しました。

沖縄県、川崎市住民→山梨に就農された方、山梨県、JA須高(長野県)。

JA須高の方は、昨年の一泊研修で面識があります。

偶然にもトイレで遭遇しまして、「ああ、どうも」と挨拶。顔を覚えてくださってるんだなあ、と思いました。



沖縄県。「正社員やってるの、じゃ、辞めない方がいいよ。続けなさいよ」などと、とっかかりから

そう言い渡されて面食らったが、このオヤジさん、徐々に説明に熱が入りだしました。


沖縄県の農業は、本土が農閑期の時期でも様々な野菜が栽培収穫できるから、

今の時期が一番忙しいそうな。たとえばゴーヤなど、関東地方なら群馬県産などが安く出回ってる。

しかし冬場になると群馬じゃ無理だから、沖縄産などが高値で出回っている。

本土じゃ目にかかれない、面白い果物もあります。何だか、楽しくなる話じゃありませんか。


しかし、土地はゲットしにくいし、「沖縄で農業するならウチナンチューにならにゃだめさ」とのこと。

「それは農業技術習得よりも困難さー」、と思いまして、やっぱり沖縄は無理だなーと実感。

でも、まあ、このオヤジさんと話が出来たのは楽しかったな。



この沖縄のオヤジさんに、「急いで辞めないで、在職中にもっと農業研修したらどう?」と言われました。

「でも川崎在住で、週末農業実技研修なんて、どこでやれば良いの?」という問題がある。

で、川崎出身で就農した方のブースを見つけて、ちょっと相談してみたのです。


この方は野菜専門だから果樹のことは分からないというが、山梨県なら、週末で神奈川県から

通って実技研修できるのでは、というアドバイスを頂いた。



山梨県には、これまで関心が無かったけど、それなりに新規就農にも力が入ってるみたい。

北杜市の農業大学校で、一年に10回の果樹コースがあるということで、それを来年やってみたら、

ということで紹介されました。片道3時間ですが、無理じゃない。


ブドウの栽培にせよ、これまで一時期の作業しか体験してないので、一年のうち各期間で

体験してみた方がよいのではないか、会社を辞めるのは、その後でよいのではないかね、と。


もちろん山梨で就農する方向性についても詳しく説明してもらいました。韮崎市もワイン特区なんですね。

しかし山梨って最近やたらと夏場は暑いし、北陸からも遠いし、ちょっと微妙かな。



最後に、面識のあるJA須高ブースを訪問。須坂市、高山村、小布施村の一帯です。

現時点ではこの一帯で就農するのが一番いいな、と思っています。

北陸地方にも交通の便が良いし、旅行も何回も行っていて馴染みがあるし。


で、作物は「ワインぶどう」と言うと、担当の方いわく、「最近、ワインぶどうを志望する人が

非常に多いのです」という。ただし、ワインぶどうは生食ぶどうより労力がかからないが、

収益性が悪いし、それだけ広い土地が必要である、しかしそれだけの広い土地は、なかなか

確保できないのが問題なのだ、と言われる。


高山村は平成23年に「ワイン特区」に指定されて、小規模でもワイナリーを立ち上げることが

可能となりましたが、まだワイナリーが出来てない。そこを狙ってる人が他にもいるらしい。

気候条件から考えて、ワインぶどう栽培には非常に適しているらしいから。


担当者としては、実際のところ「生食ぶどうや、りんご栽培の後継者が不足しているから、

そっちの方がウェルカム」とのこと。もちろん、ワインぶどうの栽培も良いけど、どれか一つの

作物に集中するとリスキーだし、複数の作物を手掛けた方が良いでしょう、というご意見。


りんごの後継者不足は特に深刻。農業者は高齢者ばかりになっている。リンゴの樹は、

一年でも放置したらダメになるから、高齢の農業者が「もうダメだ、身体がもたない」と言って

農業を放棄したときに、すぐに果樹園を引き継げる後継者がいないと、地域のリンゴ産業が

根絶やしになってしまう恐れがある。


りんご農家って、なんか辛そうなイメージがありますねー台風でリンゴが落ちて壊滅状態とか。。。

「アルプス乙女」じゃダメかな?



やりたい作物の方向性は明確にしたので、あとは、来年度も研修とか情報集めの一年にするのか、

もう会社を辞めて、早めに研修に入るか、その決断をしないといけません。



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ビルを出た後、iPadを開いてメールを見ると、会社の新任の課長から、

「インドの客先からクレームが入ってる」との連絡があり。


溜息ついて、「インド人、ウゼぇー」と一言。


それでもサラリーマンの方が、はるかに楽なんですよねえ。