どーでもいいですが…
今めちゃくちゃピンチな気がします
Voice-3
『グルゥゥゥゥ…!!』
『ゥゥゥ…』
「ねえ信」
「なんだ華月」
「あたしさ、思うに」
「おう」
「今…死ぬか死なないかの狭間にいません?あたしら」
「まったく同感だ!!」
何故だか草原にいたあたしたち
とにかくいつもの如く喧嘩してました
…ただそれだけなのに…
「なぁ華月」
「なに信」
「俺さ、思うに」
「うん」
「こいつらって現実世界に有り得ない獣だよな」
「まったく同感だわ!!」
そうなのだ
今ふたりの目の前――というかふたりを取り囲んでいるのは…
狼+兎(2体)
猫+狐(3体)
犬+鼠(1体)
みたいな獣が計6体。
ようするに、現実世界では有り得ないのである
「どうする?」
「それはこっちも聞きたい」
獣たちは今にもこちらに襲いかかって来そうだ
多分あの牙にやられたら瞬殺だ
――イヤだ…
「嗚呼どこにいるかも分からない母さん父さん…先立つ不幸をお許し下さい…」
「縁起悪ィこと言うんじゃねぇっ!!」
その大声に反応したのか、1体の狼+兎が
『ガアァゥゥ!!!』
「「マジ襲って来たァァ――!?!?!」」
『死ぬ』
と
獣の牙と爪を見て
思った
瞬間だった
「こらぁぁっ!!
ひとをたべちゃだめでしょうがっ!!」
ちっさい男の子の声がするのは気のせいなのでしょうか母さん父さん…
NEXT
――――――――
ついに挿し絵をさぼった3話
とりあえず華月&信Sideで、ハイ
最後に出てきた子の設定画はあります
…………が!!!!
面倒なのと宿題の多さから挫折しました…
次も華月&信Sideで…次のラストであやめ&陸Sideに行きます…!!
では…
碧野いろは