もう7年も前になるんだな。

 

 大学時代にいた寮の同窓会、各代の先輩・後輩が集い、それはそれは楽しく談笑した思い出の日だ。

 

 特に、3つ上の先輩方の団結力は健在で、多くのメンバーが直接集合し、二次会の居酒屋でも不参加だった先輩方に電話して「次会うけん、絶対参加せれ!」と嬉しそうに酔っ払い電話を楽しんでいた。

 

 昨日、当時ご参加されていた先輩のお一方が逝去された。FBの碧波寮のサイトで訃報を知った。

 

「まさか…」と思った。だって、3つ上の先輩なのだ。

 

「うそやん」と思った。

 

 自分が入寮した年に退寮した入れ替わりの方で、所謂同じ釜の飯を同時に食った経験はない。

 

 ただ、同期の先輩が私と同室だったので、よく訪ねて来られた。

 

 部屋で白波を飲ませて頂いたり(今ならアルハラである)、日曜日に私一人の時に来られた時は、「飯食ったや?」「金ないんで」「ラーメン行くぞ」とラーメン屋にお供て、「部活どうや?」「頑張れよ」と気を使って頂いたのを思い出す。

 

 いつもご同輩の先輩が一緒だったので、サシはこの一回だけ。

 

 身体も大きく、体育会系の主将と、一年生の私には雲の上の方の漢臭さにある種の憧れをもっていた。

 

 

 先輩のご冥府を心よりお祈りします。

 

        ラーメンをごちそうになった後輩より