採用面接一度だけと書いたが、本当は、民間企業で一度だけ受けているが、それが、採用面接にあたるのかは定かではない。
四年生の九月の終わりごろ、母からの電話で、叔父の紹介があるから企業の面接に行ってくれと言われた。
民間企業に就職する意思もないし、公務員の二次試験も合格していたので、断ってくれるように頼んだのだが、叔父の顔もあるので、企業説明会なるものに参加することになった。
この時は、さすがに、天神のフタタでスーツを買っておりましたよ。
会場では、ぎらついた学生が多く、形だけ参加している私には居心地の悪いものでした。
積極的に話しかけてくる学生もいたのですが、お茶を濁す程度でした、本来なら情報交換などして今後の就職活動に生かしたりするんでしょうけどね
コネできて、公務員志望なんてこと話すほど度胸はありませんでした。
企業説明なんてところは全く記憶がなく、面接室に呼ばれて、採用担当者から、私の叔父からの話は聞いている、ただ、「公務員を目指す学生は、うちには向いていないから」と言われ、私も「そう思います」と答え、面接終了。
失礼な話ですよね、本当に、バカでした
採用担当者も叔父の顔もあるので、何かあれば連絡してくださいとフォローしていた、大人の対応ですね。
面接で、志望動機も自己PR等もなく、これは、採用面接ではないなと思っております。
採用担当者から叔父には良いように話してくれたようで、問題になることはありませんでした。
S氏からのメールで、学生時代の記憶を反芻しましたが、嫌な記憶の方が強く記憶に残っているものだと改めて思いましたが、思い出す記憶があるだけ良いのかもしれませんね。