同期のS氏からメール、2度目の就職に至るまでの経過、詳細は知らなかったが、大変だったようである。

 

 私も、既に、投稿しているが、改めて、就職活動を振り返ってみた、思い出すのはしくじったこと、どうでも良いような記憶ガーン

 

 4年生時、漠然と公務員試験、寮祭が終わるまで勉強に手が付かなかったが、寮祭終了後、たぶん就職課あたりで、福岡県の上級試験の願書、今なら間に合う、試験慣れと思い応募するが、これで人生が決まってしまった。

 

 試験は7月上旬、1か月もない状態、狙いは、中級試験あたりであった。

 

 

  一次試験、当日、試験会場までのバスを間違えてしまったえーん、分かれ道からちょっと行った時点で気づく、慌ててバスを下車。

 

 人生、60年をすでに超えているが、乗り間違いをしたのは、他に記憶がない、(覚えていないだけかもしれないけど)

 

 幸先の悪さに嫌な予感だけ、午前中は一般教養、これは、択一問題ということもあり、もしかしたらと思ったが、昼食休憩中、周りでは、公務員ジャーナルを開いて、いろいろと話している。

 

 昼からは、専門試験、終わったと思った、とりあえず、択一問題なので、すべてに答えを入れて、退出していい時間になると試験会場を後にした。

 

 私が一番だった、次頑張ろうというくらいの気持ち。

 

 一次試験の合格発表は直接県庁まで見に行った、もしかしたらという気持ちと次への踏ん切りをつけるためだったかもしれない。

 

 一次試験合格、喜びよりも、私と同じ教室だった受験者は合格していないことにびっくり。

 

 

 次に二次試験、体力検査と記述試験と面接。

 

 大学の就職ガイダンスの出たこともなく、夏場で失礼のない服を考えて、白の開襟シャツで行った。

 

 周りは、スーツ着用でびっくりしたが、それがスタンダードだとは気づかなかった、今ならクールビズでありかもしれないが、昭和の時代では・・

 

 記述試験では、一般論文だろうと勝手に思い込んでいたら、行政やら経済の問題の記述試験、全くわからず、こりゃーだめだなと改めて思った次第。

 

 情報は、しっかりと集めるべきなのに、だめだめな二次試験であった。

 

 どう考えても、合格はないだろうと思っていたら、二次試験も合格して、就職活動終了。

 

 就職活動中、受けた採用面接は一度だけ、客観的に考えれば、簡単に就職が決まって良いことなのだろうが、運だけで乗り切った感がいなめないまま就職。

 

 

 ただ、人生良くできているもので、就職活動で楽をしすぎた結果、新設大学の就職担当となり、大変な思いをすることになるから、人生塞翁が馬ってやつかなと思った次第です。