今日は、ゲストスピーカーの話を聴くところから一日が始まりました。自分で劇団を創って活動している若手の演出家さん。周りの学生さんの中には、卒業後に劇団を立ち上げたいって思ってる人は沢山いるようです。でも、そんなに簡単なものじゃないぞ~、と経験者の私は言ってみる(笑)。当日、自分の考えを話す時にも言ったのですが、少なくとも日本で一番早い路は既に有名な劇団に飛び込んでみることじゃないかしら、と思うのです。とりあえず自分はそうでしたから。今後はどうなっていくのか、まだ判りませんが、きっと何か良いことが待っていると信じてみたいです。

「良い物を創っていれば、良い仕事をしていれば、お金は後から付いてくる」という結論っぽいことを仰っていました。となりの学生さん(ちなみに友達。しかも前年に賞を取って奨学金が出てる人)は、ノートに書き留めていました。そう信じたい気持ちは良く解るし、僕も心からそう信じたい。でも世の中ってそんなに甘いところじゃないのを僕は知っています。良い物を創ってたって、観てくれる人がいなきゃ意味ないし、ちょっとダメなものだって、売れればそれが正しいのです。仕事をする上での誠実さは本当に大切です。それを失くしたら芸術家なんて辞めちまえ!って感じです。でも、それだけじゃだめ。割り切る心と計算する頭脳。それも大事だと僕は思います。

この日は友達と一緒にお昼を食べました。こんなに経つのに、奴等の本気の会話にまだまだ付いていけない自分に果てしない歯がゆさを感じました。あまりにストレスが溜まったのでマチネで『Legally Blonde』を観に行くとに。そしたら主演がアンダーだった…。いつもアンサンブルで出てる人でかわいらしくてなかなか良いエルだとは思ったけど…、やっぱりシェリダン・スミスの灰汁の強さには敵いませんね。

消化不良だったので、ソワレで『Priscilla』。数ヶ月前に初めて観た時は、やばいほど台詞が聞き取れなかったんですけど、今回は8割くらいはちゃんと解った、ああ、少なくとも少しは成長しているわけです。少し安心。