愛犬メル 虹の橋を渡りました… | 碧の自由気まま日記

碧の自由気まま日記

『何か新しい事を始めたい!』という思いで開設したブログです(笑)
主に愛犬との暮らしを中心に書いていく予定です。

久々のブログとなります。最後に書いたのは2021年…。

すっかり書くことをサボっいた……絶望

 

新型コロナが落ち着いてからも、我が家はあまり遠出はせず、

家周辺の公園巡りをして過ごしていました。

あ、一度だけ『国営ひたち海浜公園』に行ってみたかな。

紅葉するコキアの中、皆で散歩したいと行ったハズなのに、

季節外れの猛暑となり、何もせず帰ってきたという

苦い思い出…真顔

メル&モカをペットカートに乗せて散歩しても良かったけど

熱中症になりそうな暑さだったので、アレは仕方がなかった。

↑「1人で2頭を抱っこはできない」という理由で

 2021年9月に3輪タイプのペットカートを購入。

 日常の散歩やお出かけなど、かなりの頻度使用しているので

 購入して良かったと今でも感じています。

 

  愛犬メルとの別れ

 

タイトルの通り、愛犬メル(パピヨン)が2024年3月23日に

亡くなりました 虹

15歳10ヵ月でした。小型犬の平均寿命がその位の様なので

心臓病を抱え、お薬をたくさん飲んでいた中

頑張って長生きしてくれたと、とても感謝しています。

 

亡くなった直後は気持ちがとても落ち込んでいたし、

手術も控えておりバタバタしていたので…。

やっと落ち着いた今、忘れてしまわないうちに

ブログに残すことにしました。

 

最後にブログを書いた2021年7月以降、着々と

歳を重ねているなぁと感じることが増えていきました不安

 

恐らく、嗅覚が衰えたのでしょう。

皿に盛りつけられたご飯を自分では食べれなくなり

いつぞやから、木製スプーンで一口分のご飯を掬っては

口元にもっていき食べさせるという介助を始めました。

(※銀製スプーンだと、歯が当たった際に嫌そうだった)

徐々に体重は落ちて行ったものの、毎日美味しそうに

ペロリと食べてくれましたラブラブ

 

恐らく嚥下機能が衰えたのでしょう。

水を飲んだら「カハッ」と咳込むことが多かったので

色々調べ、人間介護用のとろみ剤を使用することで

咳込まないよう工夫をしました 指差し

(※毎回、トロミ具合が薄すぎない、濃すぎないよう

与える前に自分でも飲んで確認しました)

 

恐らく視力が衰えたのでしょう。

置いていた水飲みにぶつかり、水をひっくり返したり汗

ソファー裏などの狭くて細い場所に入って行っては、

「出れない」「前に進めない」と鳴き叫んだり汗

一緒に寝ていたベッドや玄関回りでは、ウロウロ歩き回っては

踏み外して転落したりあせる

自分のウンチを踏んで家の中を歩き回り、パートから帰宅したら

リビング中がウンチだらけだったり…魂が抜ける

水飲みは空中に設置することでひっくり返すのを防止。

狭い場所・転落しそうな場所・家を離れている時は、

柵を使って行動範囲を制限。

ベッドも柵を使って転落防止をしたけど、度々危ない状態が

続いたので、床に敷布団を敷いて一緒に寝ることにしました。

 

嗅覚と視力が衰えたせいか。

徐々に、楽しそうに遊んでいたKONGやノーズワークマットを

利用した遊びに反応しなくなり、15歳の頃にはお手もおかわりも

してくれなくなりました… 赤ちゃん泣き

 

おねしょする頻度も増え、朝起きたら羽毛布団が濡れていたり

犬用ベッドに寝ている時も、お漏らししては「気持ち悪い」と

訴えるかのように鳴くこともありました汗

自分が傍に居れない時間帯や、就寝時はオムツを利用することで

汚れるのを回避しようとしましたが完璧には防げませんでした。(尻尾の穴部分から漏れてた?)

 

運動機能も徐々に低下していったのか…。

ゆっくりではあるけど、臭いを嗅ぎながら楽しんでいたお散歩も

臭いを嗅がなくなっていき、次第に歩かなくなっていき…。

15歳の頃には『お散歩=ドッグカート上で寛ぐ(寝る)』

ものとなっていました。

お庭や家の中では、いつもウロウロ歩き回っていたのに… あんぐり

 

「まつ毛の白髪も増え、歳とったなぁ」と感じさせつつも

幸せな日々を過ごしていました ニコニコ

 

しかし…

3月5日の夜から呼吸回数が少し早くなる・咳込む様子がみられ

ひとまず様子見していましたが、7日の朝方、明らかに様子が

おかしかったので かかりつけの動物病院に行ったところ

肺炎・肺水腫(疑)だと診断されました。

家は24時間暖房で暖かくしているし、散歩ではダウン着させて

軽めの毛布も掛けてるのに肺炎!?なぜ!?驚き

その日は注射(抗生剤・利尿剤)を2本打ち、利尿作用のある

お薬7日分が処方され、様子見となりました。

 

翌日(8日)

メルの状態は変わらず。

「7日分お薬が処方されたってことは、何日間は飲み薬で

様子見してね…なんだよね?」と思い過ごしていましたが

本当にこのままで良いのか?という気持ちの方が大きくなり

近隣の夜間病院(2ヶ所)をはしごすることになりました。

(※何となく、入院になる気がして常用薬を持って行きました)

 

1つは、23時まで診察を行っており、2年前に

眼の治療でお世話になった動物病院A。

もう1つは、1~2年前?にかかりつけの病院から

教えてもらった24時間診察を行っている動物病院B。

 

全くの新規へ行くより、過去カルテがある方が良いかな?と

動物病院Aに連絡してから行きましたが、運悪く同じような…

もっというとメルより症状が重い子とダブってしまい

検査のみで23時過ぎてしまったので治療は明日からと言われ

動物病院Bへ連絡の上、移動となりました。

24時過ぎに動物病院Bへ到着して、また検査を行い…。

思っていた通り、暫くは入院して治療という形になりました 不安

 

家に居ても、メルの状態が気になってばかり… 悲しい

ただ面会が可能だったので、毎日様子を見に行きました。


酸素室に入っており、酸素濃度が下がり過ぎないようにすれば

窓を開けても良いとのことで、少しだけ撫でたりもしました。

先生からも毎日、面会時に状態報告がありました。

 

「肺炎・肺水腫(疑)は治ったよ」と聞いた時は

「やっと帰って来れるね!」と喜びを感じました 泣き笑い

しかし、次の一言が…。

「ただね、甲状腺付近に腫瘍があって気管支が蛇行していて。

ココが大きくなり気管支が狭まっていってしまう状態だね。

今は呼吸が落ち着いているけど、酸素ハウスを用意してからの

退院になるかな。」

「え…?(気管支が狭まってる?)」不安 ガーン

 

生き物はいつかは死んでしまう。先代犬パピがそうであった様に

メルもいずれは…と15歳過ぎた頃から覚悟はしていました。

ただ、出来れば『安らかに、眠るように』と思っていただけに

衝撃を受けました… 悲しい

先生にもその旨を伝えたところ「多分、寿命は全う出来る

(呼吸ではなく、心臓が止まって…)かな?」と回答いただき。

……とりあえず、呼吸苦ではなくて一安心? 無気力

 

退院後はかかりつけ病院での管理となるので

現状報告や酸素ハウスレンタルについて相談し

13日昼、無事、動物病院Bを退院となりました クラッカー

車内では、吠え暴れ……

帰宅後すぐに酸素ハウスに直行となりましたが… 驚き

 

酸素ハウスで休んだおかげか、呼吸も落ち着いていき

とりあえず一安心… にっこり

 

夜になり、「さぁ、久しぶりの家食だよ。まずは薬から」と

いつもの様に薬を混ぜたチュールを舐めさせようとしたが…

く、口が貝のように閉じて開かない 驚き

「1週間位入院させたから怒っているのかな?ゴメンよ?あせる

と謝ってみたが開きもせず…。

飲ませないといけない最低限のお薬だったので、

「失礼します!」と隙間から手を入れ、口を開けさせてもらい

なんとかチュールは舐めてはもらいました汗

 

その後も、いつもの手作り食を食べて貰おうとスプーンで

口元に運びましたが口は貝状態…。

動物病院Bへ問い合わせましたが「缶やパウチを口元に

運べば食べましたよ?」とのご回答。

では何故、家では食べてくれないの…?不安

手作り食が嫌なのかと、市販のウェットフード(ささみ味)を

購入してきて食べさせようとしても、鳴いて嫌がり…。

仕方がないので、この日は少量のバナナを潰して時間をかけて

舐めていただきました汗

帰宅後、水を飲んでないことも気になり……。

以前購入した薬を飲ませるキットで水も飲ませれたハズと探し

少しずつ少しずつ…と、むせない様に何度か水を飲ませました。

 

翌日(14日)。

かかりつけ医院に、動物病院Bからの情報提供書を持って

診察に行きました。

退院後は飼い主の話で今後の方針を決めるとのことで

昨日のメルの様子を細かく説明し、動画も見せたりしました。

(※家から車で約15分かかり、車内でメルの呼吸が乱れる

恐れがあったのでその様な形となりました)

暫く今の薬を継続で様子見となり、ご飯を食べない件に関しては

無理に固形物を食べさせて誤飲させるよりは、流動食・

犬用牛乳・犬用ポカリ(もしくは人間用ポカリを薄めたもの)

を与えると良いとの回答でした。

 

この日から、口元に固形物(パウチ)を運んで食べなかったら

ご飯として流動食か犬用牛乳を飲ませ、水分は水ではなく

定期的に犬用ポカリを飲ませ始めたと思います。

また、今持っているスポイトは小さすぎたので100均で

10mlシリンジを購入し、Youtubeやネットにて

シリンジの使い方の勉強もしました。

夫からのアドバイスで、メルの観察日記もつけ始めました。

例えば…

・朝/夜の薬は飲んだか?

・朝/昼/夜に何を食べさせ、水分はどれ位摂取したか?

・排尿/排便はあったか?

・1日の様子として…酸素ハウスの外に居ても呼吸の乱れはなかったか?いつ吠え、どの様な対応を行ったら解決したか?等

・かかりつけ病院に何を相談し、どの様な回答をもらったか?

といった内容です。

 

16日。

メルの口元の傷や日常で気になることがあったので

かかりつけの病院を受診しましたが、先生から一言。

「メルちゃんね、ご高齢で医療で出来る範囲には限界はあって。

どこまで介護するかは飼い主さんとメルちゃん次第だから…。」

 

その一言で、私はやっと理解しました。

15歳と小型犬の平均寿命であり、病院へ連れて行けない状態では

いくら相談しても先生も対応できないということを。

メル自身、この日は朝から寝ている時間が多く、もしかしたら

残された時間もあと僅かかもしれないということを… 不安

 

事実、16日の夜から何とか舐めていたチュールも舐めなくなり、

水分も犬用ポカリのみ飲んでくれる状態になりました。

体に力が入らないのか立ったり座ったりすることも

出来なくなり、寝たきり状態となりました。

 

幸運にも私は2月末でパートを辞めFreeだったので

覚悟を決め、17日からは看取るための介護を始めました。

・2~3時間置きにメルの寝る方向を変える

・定期的に水分摂取をさせる

(+歯茎周辺を水で湿らせたガーゼで拭く)

・出来るだけ、メルの目の届く範囲にいる

(+時々、声をかける)

 

21日明け方。

いつもと変わらず介護していましたが、メルが鳴き叫び

何をしても落ち着かず……。

どうして良いか悩んだ末、モカ(トイ・プードル)の

かかりつけ病院(…といっても予防接種をお願いしているだけ)

に連絡し、相談することにしました 不安

 

脱水気味であること、内臓系の数値が非常に高いので

数日、通院にて点滴をして、毒素を外に出してみよう

といった内容でした。

もちろん、年齢のこともあり最悪の場合もありますが…と。

もともと看取る覚悟でいたので、回復する希望があるならと

お願いすることにしました。

 

また褥瘡予防として、タオルを輪っか状にしたものを

頬、肩、腰、手首、足首の下に置くと良いとアドバイスも

いただき、取り入れました。

 

23日。

今日もメルは無事点滴を終えました。

内臓系の数値も徐々にではあるが、良くなってきているよう。

 

今日も頑張ったね~ ニコニコ と褒め、病院から帰る途中

口から舌をだらんとさせて噛んでいることに気がつき

慌てて口の中へ収納。

…珍しいな、どうしたんだろう?

家に到着後、特に異変もなく、いつもの様に寝かせました。

 

点滴が始まり、シリンジによる水分摂取は不要になりましたが

2~3時間置きの寝返り交換と、口が渇くと可哀そうだと

ガーゼを濡らして歯茎を湿らすことは継続していました。

そろそろ時間だと、寝返り交換をして舌を噛んでいることに

気がつき……口の中に収納して歯茎を湿らせ…。

前足をピクっと伸ばしたのでどうしたんだろう?と

そっと握り、布団をかけました。

数分後(20時頃)、何気なく気になり様子を見に行って…

またピクっと前足を伸ばしたので「どうしたの?」と

手を握ったところで…メルの呼吸が止まるのを感じました 悲しい

心臓はトクトク動いていたので、気のせいかな?と思いましたが

次第に心臓の動きもなくなり…亡くなったのだと理解しました。

 

特に鳴き叫ぶことはなく…私が想像していた

眠るように…だったと思います。

この時はただ、一人きりで旅立たせなかったことへの安堵感と

自分が出来ることは全てやってきたという想いを感じました。

 

火葬場の候補はあったので連絡して予約し

メルの体を綺麗に拭いて目を閉じて…。足も曲げ…。

昔からメルを可愛がっていた母親にも連絡をしたら

最後の挨拶にも来てくれました。

 

そして、その日はいつも通り、メルと一緒に寝ました。

ただ、なかなか寝付けず……色々と後悔が浮かび上がりました。

・本当にメルは苦しんでいなかったのか?

・かかりつけ病院が匙を投げた後すぐに、モカの主治医に相談すれば結果が違ったのではないか?

・一番初めの異変を気付いた段階で、かかりつけ病院に拘らず

開いている病院に行けばメルは回復したのではないか?

・そもそも、長年通っていたからと車で15分かかる病院を

かかりつけ病院にせず、我が家に来た時点で変えれば良かったのではないか?

・メルは……我が家に来て本当に幸せだったのか?

考えればキリがありません 不安

 

主人も母親も

「メルは幸せだったと思うよ」

「いつも手作り食を作ったり介護したり、頑張ってたじゃん」

と励ましてはくれますが、本当に幸せだったかは

メルにしか分からないこと…。

……2人とも、ゴメンね汗

 

約1ヵ月ほど経つ今も、夢の中でメルに会えることを

願っていますが、未だに会うことは叶わずです泣

 

そして、24日。

目が覚めると目の前にメルは寝ていました。

「おはよう」と声をかけ、撫でましたが……冷たい 悲しい

 

火葬は昼頃に執り行われ、主人と母親と私の3人で立会い

最後のお別れをしました。

いつ見ても、ただ眠っているよう…。

 

メルちゃん、今世はお疲れ様でした。

不甲斐ないママで、寂しい思いもさせたかと思います。

だったけど、いつも一緒に居てくれて、癒してくれて

ありがとうございました。大好きだったよ。

来世も、幸せな人生であることを心からお祈り致します。

 

 

 

長々となりましたが、以上が愛犬メルとのお別れになります。

 

このブログを最後まで読んでくださった方

文字が多く、読み辛い中、最後までお読みいただき

ありがとうございました。

 

では、また~パー