。わずかな例外を除いて,マップ上のありとあらゆるオブジェクトが破壊可能とされているのだ。つまり,「絶好の狙撃ポイント」などは存在しない。戦車砲やロケット砲でその場所を吹き飛ばしてしまえばいいからである。  安全な場所に隠れていても,見つかってしまえば破壊される。戦場の状況は時々刻々と変化し,二つとして同じゲームは存在しないのだ。Bach氏によると,やろうと思えば,すべての建物を粉砕し,マップを真っ平らにすることもできるとのこと。これを実現するのが,EA DICEの独自エンジン「Frostbite」の持つデストラクション(Destruction)機能で,前作のような「壁がなくなる」式のシンプルな破壊ではなく,物理演算によるリアルなグラフィックスが再現されているのだ。  さらに,何もないところでグレネードを爆発させると,浅くえぐったような跡が残っていたので,シンプルながらデフォーメーション機能もある模様,DQ10 RMT。技術的にはかなりレベルが高い。ある意味,マルチプレイFPSプレイヤーの夢を実現したような機能であり,これだけでも試してみたいと思う。逃げ場,なし! ということだね。 5.カスタマイズBad Company 2のカバーイメージ  プレイヤーが選択できるのは四つのクラス(Assault,Engineer,Recon,Medic)で,用意されているキャラクターも4種類だが,1500種類を超えるアイテムキットにより,自分だけの兵士を作り出せるというのも,Bad Company 2の特徴。  40種類以上用意された武器類もまたカスタマイズが可能で,ドラゴンクエスト10 RMT,例えばスコープをつける,スモークグレネードを装着するというやりかたで,200種類以上のバリエーションがつけられるとのこと。さらに,Battlefield 1943のプレイヤーには,ガーランドライフルなど,3種類のスペシャルウェポンが支給される予定になっている。  さらに数字が並ぶが,モーションセンサーや迫撃砲の発射地点を表示するアイテムといった15種類以上のガジェットやアクセサリがあり,スタミナアップやリロードを速くする13種類のスペシャルアイテムも用意されているそうだ。  リワード関係では,50種類の階級に加え,40種類のピン,228種類の勲章,そして40種類のインシグニアなどが,プレイのモチベーションを高めてくれるだろう。  Battlefield 2以降のPCゲームプレイヤーにとっては,デストラクション機能を除くと,システム的に驚くところは少ないかもしれない
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