角茂樹氏(2014~2019年)

 

 

 ①今回の戦争はプーチンによる一方的な侵略

 ②東部での親ロシア系住民に対するウクライナ側のジェノサイドというのは全くのウソ。私は何度も東部に行って住民と話をしたがジェノサイドなど見たことも聞いたこともない

 ③ウクライナの「自警団」は、国軍と一緒になって戦っている2014年につくられた。愛国心にあふれた人を集めている。

(元軍人や軍事訓練を受けた人たちか、という質問に対して)素人ではありません。

 ④ウクライナのゼレンスキー政権は民主的。

 

 

馬淵睦夫氏(左)

馬淵睦夫氏(2005~2008年、兼モルドバ大使)

 

 

 ①今回の戦争はプーチンによるネオコン(新保守主義者)や国際金融資本、ディープステートとの闘争

 ②東部ドンバス地方で武装組織「アゾフ連隊」とウクライナ国軍による親ロシア系住民へのジェノサイドが行われ1万3000人以上が犠牲になった。南部港湾都市のオデッサでも虐殺事件があった。

 ③アゾフ連隊はネオナチのファシスト集団。元知事でオリガルヒ(新興財閥)のロコモイスキーが資金を出している。

 ④ウクライナの政権は汚職にまみれた腐敗政権。

 このように同じウクライナ大使経験者ながら見解は180度異なる。角氏はしばしばテレビに登場し、馬淵氏は大衆テレビに呼ばれることはない。馬淵氏は著作活動やユーチューブで発信している。