保護鳥と言ったら
語弊があるかも知れませんが
オウムのピーの事です。
元々は、私と出会う前に夫が出張先の
中南米のビーチで、ヒナが売られている
のを見て買って来たらしく
ビーチで肩に乗せて歩いていた時は
色々と喋っていたそうです。
出張から戻って来ても、また行くので
ヒナは義両親へのお土産になりました。
でもそれは、夫の自己満足なので
義両親にとっては負担だったんですよね。
ピーはほぼ毎日、個室に取り残され
窓の外を見て過ごす日々でした。
くるみが生まれる1年前に
世話をしていた義父が亡くなり
義母は動物が嫌いなので
私が立候補をして引き取りました。
鳥の世話は慣れていたのです。
その時のピーは既に7歳。
羽根はボロボロで
無表情で遠くばかり見ていました。
この種の鳥は50~70歳まで
生きるそうなので
まだまだ子供だったんですよね。
でも、もう二度と言葉を話せない状態に
なっていたんです。
何とか世話をして
かなり懐く様になりました。
その1年後に、くるみが生まれたので
(くるみにとってはお兄さんです^^)
今度はくるみの世話に忙しくなって
ピーは嫉妬する様になり
籠に入れっぱなしになってしまい
再び外に出られる様になったのは
くるみが5歳になった頃でした。
今は、くるみとはとても仲良し。
夫とは対戦して負けて、夫を崇拝状態。
私は、餌やりばあさんで最下位扱いで
なでなでして~と甘えて来る時もあるけど
機嫌が悪いと襲って来ます
ピーだけでなく、どんな動物も
もちろん人間も
環境によっては
情緒不安定になるんですね。
ピーは過去のトラウマが
今でも付きまとっている様です。
ピーはもう30歳位ですが
寿命が長いので
まだまだ大丈夫と思っていたけど
この頃は、ココの世話が忙しいのか
それとも、本当はもう若くないのか
何となく、疲れている気がしていて
寝ている事が多いです。
私達夫婦と同じ位の「としごろ」
なのかな?
これからも家族5人で
仲良くやって行こうね。
みかんをココと分け合おうとするピー
ピーは頬の羽根をむしりがちです。
アップが怖かったらごめんなさん
スマホの睡眠音楽を掛けると
造花のひまわりに乗って眠るココ。
はい、親ばかです。