平和の党もこの3か月余り参院選の候補者を公募して参りましたが、実力不足のためか残念ながら希望者はいませんでした。そこで、比較的考えが近くしかも無所属で立候補を予定している「乙武洋匡(ひろただ)さん」を推薦し応援することといたしました。

 

   私西尾の父親も、3歳の時はし(・・)()に罹って小児麻痺になり左足が細く、重度ではありませんが身体障害者でした。あまり丈夫ではなく後に57歳の若さで亡くなりましたが、障害者など社会的弱者も安心して暮らせる社会、福祉社会を実現したいということも、私が政治家を志した理由の一つでした。

 政治の使命は、国を守り治安を維持することだけではありません。全ての人に人間らしい生活を保障するところにあります。一人でも多くの方に幸せになって頂くために、政治があります。日本国憲法の個人の尊厳・人格の尊重ということを考え方の根本に据えて、高齢者や障害者など社会的弱者にも配慮した自由主義社会の実現、日本の繁栄と国民の幸せ、世界平和と地球環境の保全に、全力を尽くしたいと考え、4年前護憲保守新党「平和の党」を結党した次第です。

 

 乙武さんは、皆様もご存じのように両手両足がない状態で生まれた重度の身体障害者です。それにもかかわらず明るく前向きに生きている姿勢には、本当に頭が下がります。

 そして、誰もがチャレンジできる社会、誰もがチャンスを与えられ、誰もが自分の人生を選べる社会にしたいと決意し、毎日駅頭で、会合で、そしてネットで訴え頑張っています。

 乙武さんが国会議員になれば、必ずや貧困や格差のない公平で安心して暮らせる社会の実現に努力して頂けるものと確信しています。是非とも皆様の温かいご理解とご支援を乙武洋匡さんに賜りますよう心よりお願い申し上げます。