「政治の役割は大きくふたつあります。一つは、国民を飢えさせないこと。もう一つは、これが最も大事です。絶対に戦争をしないこと。」
私は、高校2年生の時(1967年)にベトナム戦争の影響もあってか、憲法を文面通り理解し青年期の理想主義と相まって、非武装中立が日本のあるべき姿ではないかと考えました。そして、非武装中立を維持するためには、国連を強化し常設軍を創設することやその発展型としての世界連邦による集団安全保障が必要と考え、今に至っています。
もっとも途中で、国連に常設軍は創設されず、それどころか五大国の拒否権発動で国連による安全保障の無力さを知り、永世中立国のスイスも国土防衛の軍隊を持っており、非武装では不安であり専守防衛の範囲内で自衛隊は必要だと考えるようになりました。
そして、2022年2月24日のロシアによるウクライナ侵攻。大変なショックで何ができるかいろいろ考えましたが、分からず無力感に苛まれました。しかし県議会議員選挙の1年前でしたので選挙後にまた考えようと思い、選挙の準備活動に専念することにしました。翌年の1月、たまたま早稲田大学総長を歴任された故西原春夫先生の文章に接する機会があり、そこに、「平和国家としての日本は、戦力によらない積極的平和貢献を国是とする国になり、政官財民それぞれの仕方で紛争の芽をつみ、争いの間に割って入り、対立を和らげる活動をすべきではないか、それならば若者も参加できる、 」とあり、若者にできることがあるなら、私のような高齢者(当時71才)でもできることがあるはずと考え、必死で考えました。
そして、幾ばくかの寄付をしていますが、それ以外に自分らしい何かできることはないか考えた結果、私は高校2年生の頃からずっと世界平和のためには国連常設軍の創設が必要と思い続けていましたが、11年前安倍政権の集団的自衛権行使に反対で、本や雑誌を調べていたところ、尊敬する石橋湛山元首相が国際警察軍の創設を、また宮沢喜一元首相が国連常設軍の創設を訴えていたことを知りました。そこで、二人のしかも自民党の元首相が国連常設軍の創設を唱えていたことを国内でも知っている人は多くないはず。だとしたら、私が国の内外に両元首相が訴えていたことを広く伝えるべきではないかと考えた次第です。
選挙後の2023年5月19日、国連本部に出向き日本の元首相のメッセージを届け、7月3日、岸田首相が会長の宏池会事務所に同趣旨の意見書(案)を提出。在京の各国大使館に手紙を送付。そして、一昨年8月末からフィンランド、バルト3国、モルドバの五か国にも訪問しメッセージを直接提出し、その他の国には手紙を郵送。そして、昨年も各国に手紙を郵送し、今も原則毎土曜日午前11時から午後1時まで新宿駅西口で、ジョン・レノンの曲「イマジン」を流しながら元首相のメッセージを書いたビラを配布しています。
