軍事以外で戦争を防ぐ道しか日本にはない | 岸田政治にNO

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岸田は「新しい資本主義」を唱えながら、株主配当に対する税率をや法人税を上げようとしない。相続税の累進課税や資産税=富裕税を検討すらしない。
これでは分配はなされない。

 戦前の国民もこのように騙されたのだろう。「満蒙は日本の生命線」「石油の一滴は血の一滴」とひたすら歩んだ戦前の日本。

そして今、「台湾有事は日本有事」「北朝鮮が日本にミサイル撃ち込む」として敵基地攻撃能力保有やGDP2%軍拡が当然のことと政府や自民党、公明党は語る。

 日本は一つの中国と台湾は中国の一部と認めている。アメリカも同様だ。仮に中国が台湾に軍事的攻撃をかけても沖縄の米軍基地や自衛隊基地を何故中国が攻撃するのか。わざわざ中国がアメリカと戦争をすると言うのか。日本と戦うと言うのか。アメリカも米軍基地を攻撃されなければ中国を攻撃することはできない。アメリカも中国との全面戦争を望んでいない。政治のリアリズムを欠く議論と言える。

 また北朝鮮は何十発もミサイルを日本方面に向けて発射しているが、いつも日本が発射を確認できるのは発射後それも韓国軍などからの情報だ。液体燃料の時代と異なり、さらに移動もできるのに攻撃準備態勢に入ったことを確認することができると言うのだろうか。それでも敵基地を攻撃すると言うなら攻撃準備に入る前に攻撃するしかない。それは明らかに専守防衛ではない。

 軍事だけで国民を守ることはできないのに、石油が無く、資源もなく、食料も自給率四割を切っている日本。そんな日本が世界第三位の軍事大国となって何をしようと言うのか。

日本の何倍ものGDPの中国に軍事的抑止力は通用しない。軍事以外で戦争を防ぐ道しか日本にはないことを肝に銘じるべきだ。