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【総評】

先日の模試は二週連続お疲れ様でした。春の首都模試から、総合偏差値が10上がりました。帳君の通っていた塾のオープン模試ではなく、今回首都模試を受けさせたのは、敢えて自信を持たせる為に他ならず、また苦手単元を抽出する目的でした。正直、模試は最後まで不要だと思っていると契約時に申し上げたのは、帳君は立ち位置で志望校を変更するスタイルではなく、どんなに成績が乱高下しようと、志望校は第一・第二と変える予定のない生徒さんだからです。模試より過去問が全てです。作問者は毎年同じである事がほとんどだからです。このまま迷う事なく、強気で進んで行きましょう。以下、教科ごとの報告です。

《算数》

模試ではニュートン算が0点、立方体の応用が15点の配点中5点でした。中堅校ではここを捨て問にしてくる受験生も多いのですが、帳君の志望校は解けて当たり前の世界です。オンラインでは図形中心に、また対面では時間を測って特殊算を進めました。苦手分野の演習を繰り返すのはやる気を削ぐ事も懸念されましたが、所々で得意な年齢算、暦算等の、文章が面白い問題をサイパーシリーズで見つけましたので、それをコピーして挟む事でテンションを維持できています。授業時間を最大限に活用する為に、マルバツだけで構いませんので、今後宿題の採点をお願い出来ますと有難いです。

《社会》

模試では公民が一番よく出来ていました。毎日小学生新聞を読んできた成果が、おそらく国語・時事問題への強みへと繋がった事が予想されます。公害・江戸時代は毎回満点ですが、一方で明治維新以降が5割以下の得点率です。それまでの時代と違い、流れで覚えるよりも、スポット的に、「くらべてわかる」図鑑等で頻出問題を潰していく方が確実かもしれません。暗記物は五感をフルに活用して、楽しく継続していきましょう。息抜きに年号カルタをやろうと帳君に声掛けしたところ、息抜きはお正月で大丈夫ですと言われてしまいました。受験生としての自覚がしっかりと見られ、講師としても成長を感じ、嬉しく思っています。

《理科》

模試ではやはり後回しにして来た物理が4割を切ってしまいました。ここに来て4教科中、一番理科が足を引っ張っています。てこは小学校でも学習しますが、ばね・浮力は中学受験だけの特殊単元です。特に浮力は近年かなりの確率で様々な学校が出題しています。自分の説明とテキストの活字やイラストだけでは正直弱く、YouTubeでわかりやすいものを見つけましたのでご案内しました。お母様が許せば、そういったものもうまく活用しながら問題にイメージを落とし込んで頂ければと思います。また、今回生物以外に帳君の得意単元を見つけました。電流です。ここに割く時間を減らせるのは非常に有難いです。電流を出題する学校は意外にも少ないのですが、4年に一度くらいで出して来て、実はここで差が付いて勝敗を分けてしまう鬼門の単元でもあるのです。自分は賭けに出るのはあまり好きではない為、ここから理科もハードになっていくかもしれませんが、強みを活かして、弱点に目を背けず、とにかく前に進んでいきましょう。



竹内洸太










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《以下、非表示》



マムの話、またきかせてください。菊の花も色々お洒落に進化してるっていう、あの続き。

帳のお父さんなら、そんな風に自分で育てたお花、絶対喜んでくれます。


この間は折角の夕食のお誘いをお断りしてしまい、申し訳ありませんでした。

少しだけ考えたい事がありました。


サイドミラー越しに、少し笑われた気がしたんです。

ガキだなって笑われたような気がして。

自分だってそこには立ち入れないと遠慮していたのに、

何だかあの日、許せなくなって。


もうすぐちゃんとした医者になるんで。

就職先は、何となく多分、大学病院になりそうです。

この沿線沿いの。

本当に本当に偶然なのですが、帳君が産まれた病院です。


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