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【総評】

いよいよ推薦入試が始まります。ですが目標はやはり1月、それから2月の第一志望、第二志望を見据えていますので、計画に沿ってしっかり目の前の課題に、一問一問丁寧に向き合って行きましょう。

12月1日の学校は倍率が35倍前後ですが、力試しに、また、模試代わりに受けてくる受験生がほとんどです。倍率がどんなに高くても、点数がきちんと取れればどの学校も合格します。今回は帳君も場慣れ目的ではありますが、倍率より点数に貪欲に向き合っていくという姿勢は忘れずに諦めずにチャレンジしていきましょう。

帳君はT中の過去問は国語8割を安定して取れていますが、それ以外は6割前後です。1月の一般入試の為にも精度をあげて7割安定して取れるように解き直しを徹底していきましょう。

以下、教科ごとの報告です。

《算数》

テキスト2周終え、過去問に近い難関レベルの問題を中心に「お手本」を進めています。星マークは必ず解けるようになるまで解き直しを繰り返してください。今でも計算ミスが目立っている原因はやはり小さいスペースに無理に途中式を書いている事のように見受けられます。本番はスピードも大切ですが、途中式を丁寧に書くか、必ず2回は解くようにしましょう。まだまだ基礎レベルの段階ですが、濃度・ニュートン算・速さは様々な問題のパターンに慣れる為に数をこなしていきましょう。

《社会》

公民は急ぎ足にはなりましたが、時事含め授業内で何とか全範囲網羅出来ました。

白地図と年表トレーニングをこの時期からは直接書き込みで進めています。『蒙古襲来絵詞』や『富嶽三十六景』等、漢字が難しくても平仮名の回答ではバツになる学校も多く見受けられます。資料集を活用しながら書く練習もするように声掛けをしています。家庭学習の時間が長くなるかと思いますが、メリハリをつけて時間を測りながら取り組んで下さい。

また、国語の過去問に関しましては、お忙しい中添削を全て行って頂き、ありがとうございました。文学史は捨て問にしようかと考えておりましたが、社会でも出題される傾向がありますので、今のところ一度通すつもりではおります。

《理科》

帳君の志望校はほとんど理系寄りですので、理科の難易度は極めて高いと覚悟が必要です。人体、特に血液循環、心臓、小腸のつくりを復習しました。門脈、大動脈と大静脈の流れがしっかり答えられた点は関心しました。この単元は、学習の際はカラーだったのに、本番の問題が白黒の為引っ掛けられやすい傾向もあります。過去問演習が必須です。天体では、なかなか星座を覚えられないと話してくれましたが、夏と冬の大三角や頻出の赤い星はしっかりおさえておきましょう。家庭では気分転換も兼ねて、図鑑などを眺める時間を、出来ましたらお母様も一緒に作って頂けると有難いです。

ここから先はお母様のメンタル勝負でもあります。結果に一喜一憂されず、何かありましたら遠慮なくご相談ください。



竹内洸太






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《以下、非表示》


あの日、本当は知ってたんです。

帳からきいて、林間学校だって。

定期的に会ってる男がいると知った時から、トミさんを意識している自分に気づきました。

だからあの日も、そいつが来てるんじゃないかって。

ごめんなさい。本当に俺はガキです。

トミさんはいつも一生懸命お仕事されてるのに。

ガキはガキなんでこの感じで構わないすけど、絶対、あいつだけは嫌です。

色々と騙されないで下さい。トミさんはちょっと危なっかしいんで。正直、この人、大丈夫なんかなって思ってしまいました。たまに二階使ったら、とか、他にも。

軽い人には見えないし、純粋な優しさだって、俺にはわかりましたが、あれ、やめた方がいいです。

あの日やたらトミさん謝ってたし後悔してるかもしれないですけど、自分は嬉しさより安心しました。拒否られて全部全部断られたらって思うと恐かったから。

次週は重めの試験があり、またお時間読めません。いつも直前の連絡になり申し訳ありません。


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