『 前置きとウィリアム・ブレイク 』
炎は二つを近づけると
細長く上に伸びる
何かにつけ
無理と決めつける田舎から抜け出したかった
何者にも成れてはいないけれど
あの親戚の叔母ちゃんの
嘲笑のレベル感よりは
上昇、できたかと
私はそのどちらかを是とし、どちらかを否としなければならない。
それが夢ではなく目標だと見るならば、
初めて詩を読む人には
ウィリアム・ブレイクを薦めてみよう
やや宗教染みているだろうか
もはやブレイクは
私の好む方向・詩の精度とは
真逆となりつつある事も
前置きをして
いい顔になった。
君は居ないけど
炎ではなかったのだ、