『小6の夏』


ひとつも花をつけないまま

蔓ばかりぐんぐん伸びた


切ろうとは思わない

ジャングルの様な未来になろうと

選択肢は 開花の一択ではない


小さな恋と 大きな挑戦

多様性の時代を

どんな笑顔で


お風呂場からはまた今日も

軽快なBGMが聴こえている


叱るか 諭すか はたまた

褒められても

伸びないタイプでした

しばらくはそっと

見守ること


太陽と雨に任せ

Summerに祈る