ある会でのことである。
私の知人は学生時代に人生で成功するためには
「カネとコネ」
があれば良いと言い放ったそうだ。
それを聞いた先生は知人を戒めたとの話。
とても印象的なことだったので、
20年以上も前の話を覚えているということである。
その知人が今では後輩たちの面倒を一生懸命みていて、
先生は人は変わるもんだと笑った。
隣にいた知人は、もう一つのエピソードを披露した。
学生同士でいざこざがあって断りに行く時に、先生も一緒してくれたのだというのだ。
そうした先生に出会えたからこそ、知人は変わったのだろう。
ところで、今の岡山県の学校のことである。
悪い数字がいっぱい取り上げられているが、
こんな数字に悲観せずに、
今の子どもたちが大人になった時には変わっているような教育をしたいものだ。
太田 正孝