多くの子どもが中学校に入学した時に英語だけは皆と同じゼロから始まるから、中学では英語を頑張って挽回をしようとする友達が沢山いた。

ところが、今は小学校から英語活動が始まっています。小学校時代に、興味をうまく深めていく子どもと挫折をして興味を失ってしまった子どもが出て来ている

 ついては、中学の時には大きな差が出来てしまって、中学での授業の進め方が難しくなってきている。

 それに輪をかけて、保護者の英語に対する考え方に開きがあり、ある家庭では早くから英語に親しめるような環境づくりをしている。

 今のような形で授業を進めることは、これから益々難しくなってくるような気がする。

 

 ところで、私も浪人時に予備校に通ったが、20年以上も前の予備校と今の予備校は随分変わったようである。

 私の頃は、200~300人の大教室もあった。それが今は少人数が増えていると聞く。衛星での授業もある。子どもたちの様子が変われば、それに合わせるのも一つの考え方である。


 今の義務教育の授業の在り方も考える時に来ているようにも感じる。


      太田 正孝