動画編集中
前回の動画編集で思い立って現在ある動画を編集中なわけですが
やりたいことに対して、
動画ソフトのスペックとかいやに痛感する次第です。
かといってAdobe Afterefectを買う余裕などないので
せめて、VideoStudioをと思って、見に行ったわけですが
これがなんとも、値が張るわけです。
限られた時間の中で、いいものを、効率的に作ろう。
ずいぶんと都合のよいことを言っているようで、甘ったるいですね。
定額給付金がそろそろ来そうなわけですが、
使ったほうが日本経済のためになるということなので
ヤマダ電気で液晶を買うことにします。
そこは、教科書買っとけよという話でしょうが、そんなものはほっといても買うので、景気には還元しないかと・・・。
小説 プロット 白い世界で
ジャンル:サスペンス
太陽が東の地平線から赤い空の次に青い空を連れてきて、
身近なものが黄色い木洩れ日にぽかぽかと温まるような朝日も
真っ暗闇の中で、ただ影だけが動き回り、星と共に月がめぐって、
空に楕円の軌跡を描き、鈴虫の鳴く静かな夜の帳も
その全てが『みーちゃん』がいたから好きだったのであって
『みーちゃん』がいなければ全く興味も持たない―”#$%&TG(’―というタダのノイズに過ぎない。
白い世界で
白い世界で僕はたった一人だ・・・。
悲しいこともうれしいことも語り合えることも何もなくて、
世界は移ろうことなく、静止することなく、たゆたうことすらもなくて、
時はなくて空間がないので知覚できないけど要するにここでよく分かることは
ここは真っ白な世界だということ。
別に、白い世界だからと言って、雪が降り積もっているわけでなく、そんないいものでなく、隠喩でなく
ただ無自覚、無機質、無色
ゆえに白あるいは黒
でもやっぱり白が的確だと思う。
あとはノイズがごちゃごちゃ
ノイズがごちゃごちゃ
ごちゃごちゃごちゃごちゃごっちゅごちゃ☆
頭が悪い。
とにかく、『みーちゃん』がいない。
だからこの世界には何もない。
好きじゃないから何もない。
あることないこと・・・・なにもない。
なにかあった時のだけが僕の歴史としてある。
だから遡って考えてみよう。
幸せだったとき
彼女がいた世界最大限の幸福の話を・・・・。
小学校の夏休みにはいる前の日だったっけかな。
とにかく、僕は『母さん』という僕にX染色体っていう性にかんする遺伝子をくれた人に庭の水まきを頼まれた。
どうせ五年後に死ぬことになるので、かわいそうだから、僕は彼女の言うことを聞くことにしたのだけれど
いかんせん、庭への水まきなんて言うものは楽しくもなんともない。
だって、いくら水を上げても花は「ありがとう」の一つも言わない上、その養分で
僕らに向かって自分の股をぱっかり開いて、性行為を白昼どうどう繰り広げることから考えると最悪とさえいえる。
母は、僕には理解できない感性で「こうして水を上げると、きれいなお花を咲かしてくれて、ありがとうっていってくれるんだよ。なお君」と言うけれども、そもそも僕をなお君と呼ばないでいただきたい。僕の個体名称は正式には『尚文(なおふみ)』であってけして『なお君』ではないのだから。
とにかく、仕方がないので、庭につけられた白熱灯にむかって放水して片っ端から電球を割って物の移ろいを観察するという有意義極まりない研究に時間を費やしていたのだけれど、そこに『みーちゃん』がやってきた。
みーちゃんは、カラスの死体を両手いっぱいに持って、運んでは土に埋めて石を突き立ててお線香を立てそうなほど、汚れを知らない少女だった。
目がきらきらと輝いていて、光を発しているのではないかと思うくらいのまばゆい笑顔で僕の目の前に現れたんだ。
「お庭のみずやりしてるのね。えらいね。」
みーちゃんは、そういって僕をほめたので。
「いいえ、白熱灯に冷水をかけて、電球を割るという物体がいかに温度差にもろいかを検証しているんです。」
と、正直に答えた。
正直に答えるのは誠実さだと思う。
「頭いいんだね」
と、みーちゃんはいたく感心した。
「違うよ、イタイ頭をしてるんだよ」
と、正しく誠実に訂正を加えた。
「頭が痛いの大丈夫?いたいのいたいのとんでけ~」
「脳は空気より重いから飛翔したりしないけどね」
「私、向かいに引っ越してきた 有川 みぃ っていいます、みーちゃんって読んでね。仲良くしよう!」
みーちゃんは、そういって話の流れを無視して一方的に自己紹介した後、僕に握手を求めてきた。
僕はその手を払いのけて、代わりにみーちゃんの頬をぶった。
「僕は、巴山 尚文 っていいます。以後、ぼくのいうことは何でも聞くように・・・・」
というと、みーちゃんは泣いて走り去ってしまった。
どうやら、あたらしい自己紹介とあいさつの仕方は失敗だったらしい。
うーん、今度見かけたら別のことをしよう。
と、僕は心に決めた。
それがみーちゃんとの出会いだった。
そのあと、小学校5年生の夏休みまで一言も口をきいてくれなかった。
せっかく興味を持って『はじめてまともな口をきいた血族外の人間』だったのに、それはひどくひどく傷ついた。
僕は彼女と仲直りしようと、二学期からみーちゃんと同じ委員に立候補して彼女と無理やり口をきいた。
みーちゃんは、僕のことすごくこわがっていたけど、すぐに仲直りできた。
大体のデータはそろっているのだから、人好きあいもマニュアル道理にこなしてすぐに気を許してくれた。
お詫びにということで、僕の部屋に付いてきてもらった。
その場の勢いで三か月監禁したら、母さんはヒステリーになるしその一年後予告通りに死んじゃって、父親(ぼくにY染色体をくれた人)は職を失ってしまった。
おかしいなぁ。すごく仲良しなのに。
事実、みーちゃんはすごく僕に仲良くしてくれた、逃げもしなかった。最初は怖がってたけど
うん、なんていうか、少し僕縁りになってくれたんだ。
イタイ頭の子になってくれたようだ。
向こうの親御さんは、『みーちゃんが壊れた』と泣き騒いでいた。
ひどいなぁ、仲良くなっただけなのに。
それから、ぼくとみーちゃんはすごく仲良しで、たいがいの初体験はみーちゃんとだったし、僕が問題を起こすたびにみーちゃんは僕を助けてくれた。
高校生あたりになると、僕は、僕と仲良くなってくれたみーちゃんのために働くことを決心した、
みーちゃんが白い大きな家に住みたいというので
とりあえずアメリカ大統領になることにした。
色色あれこれと考えて
五年もかけて、本当にアメリカ大統領になってしまった。
TVとかいろいろと忙しかった。
こわいこわい。
で、みーちゃんが、あれが欲しいこれが欲しいというのでいろいろしました。
いろんな人を潰して、いろんな国を奪ったりして結構忙しい。
みーちゃん以外のその他大勢の屑の扇動に忙しい。
あんまりに忙しくてみーちゃんがさびしそうなのでアメリカ大統領はさっさとやめてしまいました。
みーちゃんとの間に子供が生まれた。
うっかり風呂でおぼれさしてしまったので今はいません。
そしたら、みーちゃんがすっごく鬱になっちゃって、かわいそうなので、みーちゃんと一緒にまた子供を作ろうとしたら、
みーちゃんが『僕縁りではなくなっちゃった』
で、あーだこーだで・・・・・・・・・・・・。
―四月二十八日 午前九時のNEWSです
元アメリカ大統領 巴山 尚文氏の自宅から妻、巴山 みぃさんの遺体が見つかり
そんな、こんなです。
で、獄中、後裁判で、死刑。
で、白い世界です。
う~ん、幸せ幸せ。
白い髪の少年、罪罰ユダは、霧宮瑠璃の居候として、大阪府に住んでいた。
手にしたノートにびっしり書かれた電波文章の数々に一笑しながらも、書いた本人の病気具合に、関心すら抱いた。
罪罰ユダは自己も認める盛大な嘘つきだ。
うそばっかりついて、嘘で付き合い、嘘で現実を渡り歩いている。
そんな彼が、ついつい感心してしまう。
「いくらなんでも、ここまでの嘘はおれはつけねぇわwwww」
巴山尚文の自伝らしきノートを拾ったのは一週間前のこと。
殺人事件現場の遺体のそばに落ちていた。
遺体本人は巴山尚文本人で妻巴山みぃに見事に脳天唐竹割りをもらってご臨終なさっていた。
みぃの犯行動機は、自伝の中で私を殺したから現実世界で殺し返したという、これまた電波な内容だ。
ついでに、なぜ俺がその場にいたかというと、その家にたまたま盗みに入っていたからである。
いや、不景気がひどくて・・・・嘘だけど。
まぁ、巴山みぃはそのあと、旦那の性器だけ切り取って口にくわえたまま死んだらしいのだが
そういうところを見ていると、
どうやら本当に、この嘘自伝の中のように
壊れたからこそ
仲の良い夫婦だったのだろうなぁと、そういう人付き合いの方法もあるのかと感心した次第だ。
類は友を呼ぶではないが似た者同士はやっぱり気が合うものらしい。
瑠璃と俺の関係に似ている。
お互い嘘つきだからなぁ。
