ペリュトンの事 〜自在証明〜 0ー1
ーinterludeー
心をどうにかして欲しい。
ガラスなどと言う屈強なレベルではなく
私のそれは、風船に近い。
…いや、風船なんて高望みが過ぎるか。
私の心は泡なのだ。シャボン玉のそれなのだ。
どんな、些末な空気の流れ、ため息一つであっちにふらふらこっちにふらふら。
ちっともおぼつかない感じなのに、それでもまだ安定している方だ。
わたしは、それはもう簡単に割れるのだ。割れて壊れて跡も残らない。
はかないと言うより、脆 弱なのだ。私の心はどうしようもなく…泡(もろい)なのだ。