『僕的 絵学 絵の描き方』 Extra 線画初級編
どうも、お久しぶりですw
新塵碕行です。
そして、お待たせいたしましたあらちゃんさん。
これから、僕なりの線画の描き方をご紹介させていただきます。
いつも、僕的絵学をご覧の皆さまには、予定を変更してお送りします。次こそパースの話です。
ちょっと、突貫工事で、資料用の絵自体は荒いですが、その分丁寧に話していこうと思います。
◆ ◆ ◆
さて、線画ですが、基本、線画とは、絵を塗る前のアウトラインであり、あっちとこっちを分ける境界線です。
ですが、境界線だからと言って、色が違うところ、パーツを区切ればいいかと言えば、そうではありません。
僕的描くでは、計画的に絵を描く方法を論じる場であるので
計画的絵画法において『落書き』が準備だとすれば(注意その1)、線画を引くというのはつまり、もうすでにここから魅せる絵を意識的に考えていかなければならないのだろうなぁ、と思います。いわば、本番です。
(注意その1:以前にも言いましたが、落書きは無作為を旨とするだけで、けして、計画的に絵をかいた場合と比較して劣るものでもなければ、ていねいに書く必要がないというわけでもありません)
とはいえ、初めのうちは、綺麗な一本の線を引けるかと言えば、僕がSAIを始めた時は、落書きと同じような手法で線画を描いていたので、線はガタガタ、太さはまちまちと散々な状態でした。
もちろん訓練を積めば、普通に絵を描く時と同様に、意図せず、綺麗な線画を描くことができます。
けれど、今回は、初心者のうちからある程度綺麗な線を引けるような、コツと手順を踏まえてご紹介したいと思います。
今回は、あらちゃん様からキャラクターをお借りして説明したいと思います。
誘拐ぐるっぽに入って初めて誘拐ですね、何気に。
SAIで書いていますから、アナログの時の手順は全く必要ないのですが、
ここで、アナログで下書きをした場合の、便利なスキルをご紹介します。
まず、フィルタをコントラストと、色の濃さを調節して、黒と白を明確にします。
ごみ取りの意味合いもありますが、一番の目的は白いところを、本当の意味でも真っ白にするためです。そのため、コントラストMAXでもかまいません。
次に、レイヤータブを開いて、『輝度を透明度に変換』を選びます。
この時点で、アナログで取り込んだ絵は、白いところは、透明に変換されました。よって、
SAIで下書きをかいた時同様、下のレイヤーに描いた線が透けて見えることができます(乗算じゃないよ)
さて、ここでやっと、下書きの準備を始めていきます。まず新規レイヤーを開いて
バケツを選択し
薄いピンク色を先ほど作った新しいレイヤーにぶちまけます。
ギャァァァァアアアア!!・・・・・・・と、まぁ、当然の結末ですね。
↑のように、『下のレイヤーでクリッピング』のチェックボックスをクリックすると、クリッピングができます。
この『クリッピング』とは、下のレイヤーで、自分が塗った部分(白色を含む)にのみ、そのすぐ上のレイヤーにて色を置ける機能です。
そして、この『クリッピング』こそが、SAIで手ぶれ補正機能に次ぐほど、便利な機能なのです。
まぁ、百聞は一見に如かず
はい、このように、黒色の線だった部分にだけピンク色を置くことができました。
これによって、黒に近い色で線画を描くのが簡単になりました。
まず、各体のパーツごとに、線画のためだけにレイヤーを作ります。
実際ここまで細かくパーツわけをする必要はありませんが、やっておくと、後々修正面で便利です。
色は極めて黒に近い色を選択します。
僕はなじみやすい茶色の極めて黒に近い色をこのように選択しました。
なぜ真っ黒にしないのかと言えば、後々、黒が強く出すぎた場合、フィルタ機能で、線画の色を薄めようと思っても、真黒だとフィルタがちゃんと機能しないからです。微妙な色の変更もできません。
よって、黒に近い色で、少し色味を出すくらいがいいと考えます。
まだ、ペンタブ操作に慣れてない方は、手ぶれ補正は15がお勧めです。
これである程度、ゆがまず、線が引けると思います。
ペンの動きがゆっくりになるのが気にならなければS-7でだってかまいません。練習を積み慣れてくれば、手ぶれ補正は何であろうと関係なくなってきますが、初めのうちは、恥ずかしがることなくある機能はありがたく使っておきましょう。なにか、こだわりを持っていない限り、なんら恥ずかしいことではありません。
さて、ここ線を引くにあたって、重要なことがあります。
線画の基本は一発書きです。
アイディアの宝庫だった迷い線の類は作品を完成させるうえでは、単なる駄線にまで、落ち込みます。はっきりいって、ゴミです。
(もちろん、迷い線さえ芸術的なプロは存在します『pako氏』とか)
とにかく、消しゴムで消しては書いて、けしては書いてなんて繰り返していたら、いつの間にか見逃すほど小さなゴミがたまっていて、後で塗りの際にゴミが浮き出で汚らしくなります。
そこで、失敗したときは、『戻る』ボタンを押して、失敗する一つ手前からまた始めるのです。
これには、なかなか訓練が必要です。
僕は、アナログでボールペンを使った一発書きの練習をしたりしました。
この一発書きの練習は、思ったところに線を引く練習もできますが、何より、迷い線の中から、正しい正解の線を見抜く眼力を養うこともできます。
だから、一発書きは重要なのです。
とはいえ、これも訓練が必要なことなので、もうちょっとラフに言っておきましょう。
まず、基本的には、さっき言ったように、できるだけ一発で書くことを心がけて線を引いては失敗すれば戻るボタンをクリックという作業を続け、綺麗な線画描けるまで頑張ります。
けれど、いきなり最初から、なが~~~~~い線を引けって言われたって引けませんよね?
そこでペンツールを使いましょう。
SAIに慣れていな人には、『使いづらい』とか言われちゃうペンツールですが慣れれば、鉛筆と大差ないどころか便利なことも多々あります。
でも、なれとか全く関係なしに、このペンツールにはなが~~い線を描くのに最高のツールがあるのです。それが上の『折線』ツール。
え?曲線じゃないの?
まぁ、最初は折れ線のほうが何かと楽です。これはペンタブすら使う必要はありません。全部マウスでできます。折れ線ツールで長い線の開始地点をクリック、終わり地点をダブルクリックします。
当然、線は曲がることなく、まっすぐにひかれ、下書きにそはない線が出来上がりますが、そこで『制御点』ツールを使います。
この『制御点』ツールは、簡単にいえば、ペンレイヤーのツール『ペンツール・折線・曲線』で、ひいた線をグニャグニャ曲げることができるツールです。
さらに、お隣の筆圧ツールで、線の先端をとがらせたり、、線変更や、色変更を使えば、いつだって、線の太さや色を変えることができます。
こうして、線画が完成しました。
では、ざくっと、荒く塗っていきましょう。
はい、ざくっと塗りました。
あらいなぁ・・・・塗りも線も。
まぁ、よしです。
このとき、線が浮き出て気になるようでしたら
先ほど言った『クリッピング』で線画を繰りっピンして塗りましょう。
このように、線だけの色の変更は簡単です。うまくなじむような色は、ピンク色の服だったら、ピンク系の濃い色、青だったら青系の濃い色、つまり、同系色の黒に近い色です。
もし、端っこの線をひからせたければ、白く塗ってしまえばいい。
以上、初級編はこれくらいで終わりにしたいと思います。
次回からは、予定通り、また、構図の話をしていきます。
参考になったかわかりませんが、何かの役に立つことを祈って、
お疲れさまでした。







