第三章 幸福在処 3-2 翼は帰る -小説
HER WINGS BACK TO HER HOME
私はいつもどこかへ帰ろうとしていました。
それが何故かはわからないけど、そこに意味があると感じていました。
だから、それが生まれてきた理由なのかもしれませんが
―それを知ることはここにとどまれないと言うこと。
わたしの翼はそこに帰ろうとしているのに。
私の心はここにとどまりたいと切に願っている、
帰ろうとしている場所は、私の故郷でしょうか?
けれど、ここは不思議と気持ちがいい・・・ここちがいい。
何故でしょうか?それがわからない。
解らない間に心は翼の羽ばたきに引きずられて
ふわふわと飛んで行きそうになる。
やはり還りたいのでしょうか?
還るとすれば・・・それはどこだと言うのでしょうか?