日記 医学部学生の日々 | 蒸れないブログ

日記 医学部学生の日々

医学部の学生と言うのは割合、年齢に幅がありまして


上は35歳から、下は三階生なので20歳までいます。


そんな訳で、同学年と言えども同じルームの中で、


敬語とタメ語が行きかうことが多く


時々自分が、どっちをしゃべっているのか分からなくなる時がしばしば


そもそも、タメ語という言葉自体が、あやふやなもので


基本的に患者さんと話すことを想定して


地方の子に、その土地の地方弁を、会話の中で学習することもあるのですが


こういった、日常の中のシュミレーションを繰り返していくと


いわゆるタメ語が特徴的な変化をきたす。


頭の中では患者さんのことを想定しつつ


地方弁をしゃべりながら


なおかつタメ語と敬語を、話している相手の年齢に合わせて使い分けていくと


タメ語が、だんだん敬語になっていき、途中で奇妙な地方弁が入ってくる



奇妙な光景



新塵(22歳)「そうは『いいはります』が、『俺の』考えでは心筋梗塞後の不整脈の治療にⅠc系のフレカイニドでは寿命が縮まることは例のスタディでわかってるわけ『じゃん』、『デラ』禁忌ですよ。この場合、陳急性心筋梗塞の治療と合わしてベーター遮断薬が、第一選択じゃないですか?」

友人A(32歳)「単に不整脈を止めるだけならリドカインで『いいじ』」

友人B(21歳)「『ばってん』、それじゃダメだろ?友人Aさん。リドカインは確かに心室性不整脈薬の第一選択だけど、この場合、エビデンスがあるよく効く薬はアミオダロン刑『だっちゃ』」

友人A「アミオダロンでなんでしたっけ?」

新塵「Kイオン阻害薬です。ナンテベンリナクスリカナ、カナの部分です。」

友人A「サンキュ~です」

友人B「あれ?友人Aさん、敬語に『なっとりゃ』しません?」

友人A「あ、もういいよwww全部タメ語で。」



↑テラ混沌


複合新日本語みたいになってます。


これ、患者さんや教授の前で出さないように気をつけないとな・・・。



結局、ドクターに聞いてみたところ、国試ならベーター遮断薬でOKだそうです。


でも、ベーター遮断薬エビデンスの度合いってどうなんだ?と思って調べてみると・・・う~ん、この薬使うのには限定的要素が強いなぁ。


どうやら、まだ理解するには勉強が必要なよう。



と、思って教授に聞きに行くと

教授が僕らの会話を聞いていたようで


ちょっと、しゃべり方がうつっていました。


そう言えば、最近のいわゆる若者言葉も、言語学者から言わせれば、地方の言葉が混じり合った複合日本語だそうです。


そうか、僕らも、行きつく先はあの言葉になるんだな・・・・普通に敬語だけにしよう・・・無難だ。


とおもう、最近の新塵碕行なのでした。