日記 宇宙人と呼ばれていた僕の矛盾 | 蒸れないブログ

日記 宇宙人と呼ばれていた僕の矛盾

昨日、とあることがあって、つい思ってしまった。



以前、日記に書いたことがあるが


僕は強固なる盾になりたいと思い


合気道を習い、医学生になり、フルコン空手を習い、


僕は、努力だけは続けていた。


子供っぽい考え方で


子供っぽい夢で


子供っぽくも20を越え、大人になった今でもその思いには変わりない。


妄信と言っていいと思う。


だが、やはり以前にも書いたとおり


ぼくは、本当に中身のない人間だ。空っぽだった。


挙句の果てに、大学に入って、自分の本来の望みを見失ってしまうことさえある。


小学校の頃の先生の「あなたの息子さんは宇宙人です」は、


これを危惧していたことなのだろう。


好きなことばっかりやる小学生だった僕を見て当時の先生は、思ったに違いない。


―この子は、一つのことに集中すると、他の事に興味の持てない子なんだ。


実に的を得ている。―宇宙人は確かに言いえて妙だ。


一つのことに集中するのは大事なことだ。


それが、世間の認める方向にむけば、真面目であるし


なにより、誰もが認めてくれる。


だが、同時に、それは世界が与えてくれる、より多くの刺激の完全拒否に他ならない。


その刺激を越えて、人の人格は更生されていくとすれば・・・


自分の一番中心たる人格の形成はいまだ、他の同年代より低いものに違いない。


事実、そうだ。―そう、思う。


真面目であったがために、ではなく、僕は妄信するがあまり、


他のことへの興味が少なすぎた。と、大学に入ってから本当に反省する日々が続いている。



高校で、成績が上がって、周りにも従順で、そしてそのためなら、いかなる努力もしてきたつもりだ。


そのため、僕は宇宙人と呼ばれなくなり、自分でも宇宙人ではないと思っていたが





それは、ただ妄信する、方向が『たまたま世間の支持する方向』であったがだけの事。





あの先生の言っていたとおり、僕は未だ宇宙人のままだ。







恋愛に関しては大学に入ってからだし、そうなるとつきあった数もたかが知れている。


本気になったこともあるが、それとて、おそらく滑稽なほど子供っぽいものだったろう。


別れた彼女に言われたわけではないが、自らそう感じるのだ。


僕には姉が一人いて、実に才気あふれる尊敬できる人物だが


その彼女が、努力する僕をいつも小馬鹿にしていたのは、今にして思えば当然だった。


姉にはわかっていたんだろうな。




―「おまえの努力には、本当に大事なものが抜けてるぞ。滑稽だな。」



そう言いたかったに違いない。



さて、こうなると望みの方にも支障が出てくるのだ。


僕はあらゆるものから守れる強固な盾になりたいと思った。


しかし、人間の心を守れるのは人間だけだ。


―宇宙人ではない。


そして、それは医者の在り方としても同じだろう。


勉強だけできて、いかに偉く、教授になろうとも


それが、人間として中身の伴った。本物の人間でなくては単なる『知識のお化け』(清風の校長の言ではないが・・・)だ。


人を本当の意味で救うことなどできない。



僕は、宇宙人から脱して、早く人間になりたい。


妖怪人間ベムのような、台詞だが、嘘偽りなく本音だ。


心医という言葉を大学一年生になって知って以来、ずっと望んでいる。



クラブ活動で、それを止める時


   クラブのみんなに、僕が居てくれてよかったと言われた。


  途中でやめる人間に対してあり得ないくらい飲み会など、いろいろしてもらった。



僕は、少しでも人間になれたのだろうか?


僕が、本物の人間になるための道のりはまだまだ遠い。



おそらく、周りの人間に追い付くことはできないだろう。



だって、そうだろう。


僕には、大事な人を、あらゆるものから守る強固な盾でありたい。


けれど、こんな望みを持っている限り、周りの人間に追い付くことはできない。


当たり前だ。


僕を本当に大切に思ってくれる大事な人は、共にいたいと思っても


決して、僕に守ってもらいたいなんて思わないはずだ。


僕の夢は端から矛盾し、僕が本物の人間になる障害となっている。



しかし、



そうであっても・・・・