3日目は、長岡市へ。
ながおか・若者・しごと機構について、視察でした。
あっ!
一階に市民窓口があり、上のフロアに市役所のその他の部署があり、市職員が走り回って仕事をしている姿を市民に見てもらうのだとか。
ガラス張り市政、そのまんま!
二階の通路から一階の市民課の様子が丸見え
さて、本題のながおか・若者・しごと機構へ。
こちらの若者育成・定住促進の取り組みもとても刺激的でした。
視察も、オープンスペースで
ながおか・若者・しごと機構は、任意団体で、事務局に市職員が入り、理事会は大半を40歳未満の若い世代が占めて、様々な若者を顧客とした事業を実施されています。
また、視点として重要なのが、行政は兎角団体代表者を集めたメンバー構成をしがちですが、そうではなく、普通に働いている人も理事に加わっている仕組みを作っているそうです。
団体代表者ばかりが声を代弁できるわけではありません。
この視点は大切だと思います。
若者の意識を知るための事業、
若者が提案する事業に対し支援していくー補助金や若者会議などー事業、
出会いや居場所作り、学ぶ働く魅力作り事業、などなど。
なかでも、若者提案プロジェクト実現事業の中の、若者提案プロジェクト補助金が良いなと感じました。
若者自らが考えて、決めて、立案した自分の事業を運営することができます。
ここでも語られていたことで、
すぐ成功出来るかわからないし失敗も含めて認めていく事が大切な視点とか。
長岡には「米百俵」の話があります。
人材育成の観点をもって、先を見越してやっていく事が大切と。
9月に長岡に来た時は、郷土博物館にいきましたが、教育を重視してきた歴史があって、その基本的な姿勢が今も脈々と受け継がれているのかなと感じました。
言い間違えてしまいましたが、「米俵100俵」…
たわら、はいらないですね。
米百俵。
うちの、新極真会の全北陸大会に出場するために新潟に毎年来るのですが、一般男子の優勝者には米俵が副賞として贈呈されます。
その「米俵」が意識にあって、つい口に出てしまいます…。
来年の全北陸では、優勝出来るように頑張りたいです!
話が逸れました…。
若者の支援には「機会があること」が大切。
なるべく「市役所感を出さない」ように気をつけているのだそうです。
柔軟性とスピード感をもって取り組むことが必要で、行政の隙間を埋めること。
失敗もいい、継続も求めない。
一般的な行政の仕事は、使い勝手が悪くて、硬直化していて、若者から見向きされない事が多い。
なので、若者提案プロジェクト補助金などでは、役所が意見を言わない、押しつけない、行政感を出さないことを意識しているそうです。
役所的には、かなり「我慢」をしていると。
なるほどなーと思いました。
本当に、それが大切です!
若者のことをよく研究されていますね。
長岡市で、色んなイベントやら研究活動やらやりたいなと思えました。
いま、私が若者なら、長岡市に引っ越そうとリアルに考えていたかもしれません。。
羨ましい取り組み&行政の姿勢でした。
しかも、この場所が米百俵の場所!
歴史的所縁があるのですね
街中にありました。
本のリユースプロジェクト
ガラス張り!
ガラスが反射してちょっとわかりにくいですが…。
公、おおやけは、こうあるべきという姿を見れた気がします。
東京がおかしいのか、足立区が極端なのか、どちらもなのかもしれませんが、ひとを育成するときには、失敗も含めて受容する事が必要不可欠と思います。
その視点をなくしてはいけないですね。
長岡市の皆さん、ありがとうございました♪