今日は足立区の地域包括ケア推進協があり、傍聴してきました。

傍聴整理券。
抽選時刻にいない場合は無効
無効というのは、傍聴を、辞退したとみなされるのだそうです。

やっぱり住民に背を向ける足立区?
昨日の内閣府ですら、遅刻されてきても柔軟に対応しているので途中から傍聴できます、と言ってました。
住民自治の本質を欠いて住民軽視な姿勢がこういう所にも現れてます。
それで、白熱した議論がされているならまだしも…。


会議は。



地域包括ケアシステムビジョンの案がだされ、委員の方々の意見が、求められました。
なんだか微妙でした。
皆さん言いたいことがあるけど言わないのか?
言っても無駄と諦めているのか?
意見できないほど案が秀逸なのか?
微妙な会議でした。
前日の子貧有識者会議が興味深かった分、余計にだったかもしれません。

お知り合いの方がおられたのでご挨拶をして、終わりました。



夜は、超党派の議員や市民の方が韓国ソウル市を訪問してきたツアーの報告会に行ってきました。

ソウル市の取り組む訪問する福祉、青年政策、貧困対策、協働自治のあり方などなど、盛りだくさんの報告でした。

参加者も主催者の方の予定を超えて多くの方が参加されて熱気でした。

福島みずほさんも来られていました

今回の報告は知っていることも多かったですが、興味深かったのは、ソウル市の自治の理念と、韓国社会の普遍主義と税財源について。

政府の社会政策戦略会議で理論的整理を行うためにまとめられ、大統領へ報告予定のレポート案「ムン政権の社会政策ビジョンー革新と包摂の社会政策」が、秀逸です。

(当たり前ですね、大統領報告という国家機密だそうですから…)
大統領への報告前に聞けてしまうユルさがステキです♪

まとめの挨拶で共感したのは、
「韓国はいい政策をパクってカスタマイズする。世界の中の自分たちがどうか位置付けて、みる視点がある。日本は調査はいっぱいするけど知識は沢山あっても何もしない。殻に閉じこもる考えから脱皮しないと」!


安倍首相はというか日本はもはや、周回遅れのランナーと世界から見られています。
そんな政府の遅れた方針にくっついてないで、世界のトップランナーになるべく努力すべきではないでしょうか。
グローバルな時代なんだし、地方自治体も世界に目を開いて、先進的な事例に学んだほうがいいのになぁと改めて思いました。


私は「市民派」を名乗っていて、区民派じゃないの?と聞かれることもありますが、区民派でないのは何故か?

「地球市民」だからです。

だから日の丸にも帰属意識は持たないし、君が代も歌いません。
もちろん、思想的に歴史的経緯があるためでもありますが…。


今回のツアーを主催されている方も、自治体職場で労組活動をされてきた大ベテランの方ですし、ソウル市政の革新性をよく研究されていて、学びの多い報告会でした。

非常に貴重な視察報告会をありがとうございました!