今日は、ちょっと時間があいたので、超お久々にけんり総行動のセミナーに参加させていただきました。
早めに行って散策・・・
(カル)カモさんが大きくなっていました
合宿代わりの取り組みで、レポートは3本でした。
ひとつは、ユニクロ委託先インドネシア工場の解雇争議、
2つめは、これを聞くために行った、東リ・労働契約申込みみなし制度に基づく地位確認訴訟、
3つめは、東京福祉大のスラップ訴訟について、でした。
多彩な争議報告でした。
多国籍資本が、世界的に一番権利のない人びとを搾取する実態について。
どこの国へ移動しようと、資本の違法な活動を規制していくために、国際連帯で労働争議をおこなっていく意義がよくわかりました。
東リ相手に地位確認訴訟をおこなうLIA(ライフイズアート)労組の取り組みは、まさにパナソニックPDP偽装請負訴訟の黙示の労働契約に通じる訴訟内容でした。
パナソニックプラズマディスプレイ社偽装請負訴訟の事務局を昔していましたが、大阪高裁での画期的勝利判決以降、最高裁闘争、地労委闘争、パナ本社デモ、社長宅行動など多彩な争議をおこなったものです。
その頃に、東京争議団に学び、社会のあらゆる回路を通して争議の社会的意味を訴える事、共感を広げ、個別的闘いから社会的闘いへ組織していく事、社会的世論でどう包囲網を作るかなど、争議を作る視点を学びました。
徹底的な抗議行動を通して、企業に社会的責任を果たさせるやり方を経験させていただきました。
理不尽なことに対して、一人でも闘う。
その闘いが共感を広げ、社会的に応援団の輪が広がり、解決局面を切り開いていきます。
理不尽に対し泣き寝入りしたくない。
本当に闘おうという人の気持ちを、大切にしていきたいと思いました。
争議団に対するスラップ訴訟も、悪化しているそうです。
昔であれば労働争議権の中でのことであり、言論の自由が優位であったところ、弾圧法である名誉棄損を訴え、スラップ訴訟が提起されることがでてきていること、闘いの成果や局面について、報告されました。
表現の段階において警戒心を持って取り組まなければならない。
例えば、労災で従業員が死んでしまったケースなどは・・・
「●●社長は人殺し」
と書くと、
殺人(労災認定ありなしでも変わってくる)か、過失致死かどちらだろうとなってくる。
弁護士なら
「人を死に至らしめた●●社長」と書くだろうとのことでした。
けどまぁ、スラップ訴訟を「受けて立つ構え」であえば(多少過激に)やってもいいでしょう、と。
ふむ、なるほどですね!!
中には、スラップに対し、労働側が損賠を申し立て、勝ち取れたケースもあるそうです。
スラップを恐れずに、いうべきことは言い、尊厳をかけて闘っていきたいものです。
経営という大きな敵を相手に闘う人たちの息吹に触れられて、元気をもらいました♪
そして夜は、梅島道場の暑気払いでした♪
道場のお隣のお隣の、韓国料理屋さんへ。
いろんな料理をおいしくいただきました。
転勤で引っ越してこられた新足立区民のかたもおられ、有意義な交流タイムとなりました。
お料理とても美味しかったです!
他の自治体から越してくると、いろんなことに気がついたり見えたりします。
ぜひ、新鮮な視点から足立区がどう見えるか、お教え下さい♪