2日めの今日は、分科会と交流の広場、全体集会がありました。

介護のテーマ・尊厳ある暮らしを作り出そう、の分科会で簡単な報告を行いました。

介護現場で働く方も多かったですが、自治体職員の立場から介護抑制策と闘ってこられたかたたちもおられ、忌憚ない意見交流を行いました。

認知症家族会の大阪代表の方は元豊能町議で、介護離職し、親御さんを看取ったそうです。

終末期に入ったと医療から宣告を受け、最後は本当に美しい看取りとなったとお話を聞きました。

介護施設で看取りをされている職員の方からは、看取りを行うことで自分たちの人間性の回復にもなることが語られました。

厚労省の介護抑制とどう闘うかという視点だけでなく、どういった介護・ケアを行えば人間としての尊厳をもった最後を迎えられるか、話は尽きませんでした。



午後からは、韓国・ソウルの青年ユニオンから学ぶ、交流の広場企画へ。

この6月に韓国では地方統一選が行われたところです。
青年政策をソウル市がどう取り組んできたかに加え、青年団体同士でネットワークを作り、自治体選挙で各候補者に青年政策協定を締結してきたことなど話を聞きました。


↓最賃1500円キャンペーンのチラシです。
ユニーク。
全交会場で、会費の切り替えを頼まれた時にこの「紙幣」で払おうとしましたが、やはり通用しませんでした…。


青年通帳という事業が凄いなぁと思いました

日本には、青年政策という分野がありません。
子どもとして扱う教育策や、奨学金政策はあっても、学生から連続した存在である青年層が直面する困難に対し、労働面から、生活保障権の観点からどのような施策が必要か、という視点です。

ソウル市とタイアップした青年ユニオンの取り組みを聞いていて地方自治体にも出来ることがあることを、痛感しました。
今後の議員活動の中でも提起していきたいです。


最後は、全体集会!

決議が拍手で確認されました

修正を受けて確認された2018全交決議は、後日ウェブサイトにアップされると思うのでぜひご覧ください♪

世界の活動家の方たちの話からも刺激をいただきましたし、多彩な参加者の方とも有意義な交流ができました。
あまり深く認識していませんでしたが、思っていたより自治体職員の方ってメンバーに多かったのですね。
改めて感じました。
足立区に知り合いがいるよ、という方ともお会いできました。
街の景観作りに携わっている方もおられました。
今年も景観審議会の委員になりましたが、景観のことはまだよくわかっていないので、勉強させて頂こうと思います。


そうそう、台風はちょうど寝てる間に通り過ぎて、朝から暑すぎないちょうどいいお天気でしたし、とても成功裏に終えられた大会となりました。
私も全交共同代表の1人ですが、今回の大会は現在の問題意識ともちょうど合致して良い大会でした。
色々発見もありましたし…。
それにしても、行政職の仕事してる方とそういう話はあんまりしたことがなかったですが、聞いてみると…。


基本的に議員はアホやとおもってる
あしらい方がある
一つくらい突破されても山と言い訳は用意している


うーん。…ですよね、としか言いようが。
関西人は、バカとは言われたくないけど、アホと言われると嬉しいらしいから、まぁまぁ。

いろんな視点を知れた2018大会でした。

皆さんご協力ありがとうございました!
そしてお疲れさまでした。